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ドル暴落は今年中に起こるか

「播州武侯祠偏照院」所載の「ベンチャー革命」記事の一節である。
この記事がいつのものかは不明だが、昨日、私が書いた「エコノミスト」誌表紙の「パニック」と書かれた部分について詳述しているので、参考になる。(書いたのは昨日だが、今日掲載するつもりで非公開のまま保存していた。先ほど掲載した。)
米ドル崩壊で、日本の持つ米国債は紙くず、というわけだ。まあ、米国の債務相手は日本だけではないし、米国が世界に撒き散らしたドル自体が不良債権だと言っていい。ドルを持っている国や大金持ちは、そのドルを土地や建物などの「実物」に換えておいたほうがいい。米国そのものを全部買えるのではないか。もっとも、あんな国を買ってどうする、という気もするが。
ところで、下の記事の「欧州寡頭勢力」という「ベンチャー革命」独自の用語が私にはよく分からないのだが、「寡頭勢力」とは「少数勢力」あるいは「少数者に支配された勢力」の意味で、これだけでは何を指すのか意味不明である。
これまでに書かれた記事などから推測すると、ロスチャイルドなどの「ユダ金」を指すように思えるが、ユダ金と書くことに何か不都合があるのだろうか。ユダヤ人差別につながる、として「ユダ金」と書くことを自粛しているのかもしれないが、それなら「大資本家」とでも「国際金融資本」とでも、書き様はあるだろう。資本家(全体)への攻撃も、左翼的でイヤだ、というのかもしれないが、それなら、はっきりと「ロスチャイルド一味」と書けばいい。こういうところが、私が「ベンチャー革命」氏を物足りなく思うところだ。敵の正体について曖昧に言葉を濁しながら、敵を攻撃することはできないだろう。


(以下引用)



3.欧州寡頭勢力の仕掛ける2015年金融パニックで米ドル基軸通貨体制が崩壊させられるのか

 本ブログでは、米中央銀行FRBを握っている欧州寡頭勢力は、2015年に金融パニックを起こそうとしていると睨んでいます(注7)。そのことは、上記の黙示画(注6)にも示され、日本に擬せられたと見られる子供がパニックと書かれたパネルを持っていて、その下にFRBと中国と書かれてあることから推測できます。

さらに、欧州寡頭勢力は米戦争屋の息の根を止めるため、いよいよ、米ドル基軸通貨体制を崩壊させようと狙っている可能性もあります。

 さて、今、米戦争屋ボスの牛耳ってきた石油相場が40ドル台前半まで下落していますが、この現象も産油国ロシアのみならず、石油覇権を握る米戦争屋にとっても痛手です。

 ちなみに、日本は政府を含め、全体で1000兆円(8兆ドル)規模の対外債権をもっていますが、大半は対米ドル債権とみられます。欧州寡頭勢力はこの日本の対米ドル債権をなんとか、チャラにしたいはずです(注8)。そのためには、現在の米ドル基軸通貨体制を崩壊させ、従来のドルを無価値にすればよいわけです。欧州寡頭勢力は、米ドル発行権とユーロ発行権の両方を握っており、米ドルを紙屑化させて、ユーロとドルを合体して世界統一通貨(新世界通貨フェニックス)をつくることも可能です。そう言えば、2012年のロンドン・オリンピックの閉会式でフェニックスが登場していますが、すでに彼らのアジェンダにフェニックスが組み込まれているのでしょうか。

 もし、従来のドルが紙屑化すれば、日本のもつ1000兆円規模のドル債権はチャラ(無価値化)にされる可能性が高まります。

 戦後、米戦争屋を仕切ってきたデビッドRFは今年100歳を迎えますが、彼が死んだらすぐに、欧州寡頭勢力が世界統一通貨フェニックスの発行に踏み切るのではないでしょうか。そのとき、ロシアや中国などBRICsも懐柔しておこうとしているのでしょう。そのためには、中露の仮想敵国視している米戦争屋やその奴隷・日本は邪魔なのです。

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