「ツネさんのフォトブログ」という、たまたま見つけたブログから記事を転載する。
子供のころから気になっていた「稗つき節」の謎の歌詞の意味を調べたいと思って探しているうちに出会った記事だ。
いや、そもそも、その名前が「稗つき節」だというのも探していて知ったが、歌詞はほとんどがコピー不可能なので、その第一節だけ下の記事で読むしかない。この手の民謡の歌詞までコピー不可能というのはおかしいのではないか。いったい誰に著作権があって転載不可なのか。
それはともかく、この歌詞のどこが謎なのかというと、
1:「サンシュウの木」とは何か。
2:「鈴の鳴る時は 出ておじゃれよ」とは誰に向かって言っているのか。
の2点で、1は、宮崎県では「山椒」を「さんしゅ」と言うと下の記事で知った。
問題は2で、これは歌詞の2番3番を見ても、納得できない。どうやら、牛飼いか馬飼いに呼びかけている感じだが、なぜ「鈴の鳴る時」に限定されるのか。木の枝に掛けた鈴なら、風が吹く度に鳴るだろう。私は、幽霊か、妖怪か、死んだ親しい人の魂に向かって「鈴の鳴る時は 出ておじゃれよ」と呼びかけているのかと想像していた。
ちなみに、この民謡は、おぼろげな記憶だが、亡父が友人たちとの酒宴で、酔った時に歌ったような記憶がある。つまり、亡父に関する記憶である。これもちなみに言えば、「百舌鳥が枯れ木で鳴いている」も亡父の好きな歌だったように覚えている。哀調のある歌が好きだったようで、いいセンスだったと思う。
(以下引用)下の記事では説明が無いが、「山茱萸(サンシュユ)」は、俗に「山グミ」と呼ばれているものだろう。グミの酸っぱい実を味わった経験のある人も今は少なくなっているかと思う。
宮崎県の民謡「ひえつき節」に出てくる歌詞、
「庭のさんしゅうの木 鳴る鈴かけてヨーホイ 鈴の鳴る時ゃ 出ておじゃれヨー」
の“さんしゅう”は、このサンシュユの木の事かと思っていたのですが、調べてみるとそうではなくて“山椒”の事なんだそうです。宮崎県では“山椒(サンショウ)”の事を“サンシュ”と呼んでいるらしいです。
ということで、「ひえつき節」の歌詞に出てくる木ではありませんが、サンシュユの黄色い花が真っ盛りです。

(いずれも大阪府河内長野市の花の文化園で撮影)
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