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日本人の「せせこましさ」

私の「メモ的ブログ」に載せた記事だが、多くの人に考えてもらいたい問題を含むので、少しは読者もいるかと思うこちらのブログにも載せておく。
日本の学校でのいじめ問題も、同じ根を持っているようだ。つまり「同じ性質のもの以外は許さない」という性質である。それをタイトルでは「せせこましさ」と書いた。まあ、もちろん、異質なものは「敬して遠ざける」ということ自体は賢明でもあり有益な場合も多いだろう。つまり「ほどほどに付き合ってもらうほうが気が楽」という人間も多いはずだ。しかし、「異質なものは排除する」という「いじめ」になるとそれは許容範囲を超えているのは当然だし、同質なものだけだと社会の発展性も無くなるだろう。
まあ、だからといって安易に「移民賛成」となると、「犯罪者輸入」になる可能性も大ではある。芸能界の外人タレントが工作員であるのは明白だし。要は相手による、ということだ。
ところで、下の人間は、「思ったことをそのまま他人に話す」ことが当たり前、と考えている気がするが、それはこの投稿者の育った国では普通なのだろうか。むしろ、そのほうが不思議である。毎日が喧嘩と仲直りで、面倒くさいことだろう。

(以下引用)「コメント」は転載できなかった。

この投稿者は「遠慮深さ」や「シャイさ」を「冷たい」「堅苦しい」と感じる人なのだろうし、外国人(あまりに大雑把な言い方だが)はそれに対して非常にフランクで親しみやすいと思うわけだろう。だが、どちらがより快適かは人それぞれなのではないか。まあ、概して日本人は慎重であるから、それが「失敗を恐れる」性格になるわけだ。それは「失敗を許さない」「チャレンジングでない臆病さ」になるのだろう。
最初の提言というか、質問者が「間違い」というわけでもないが、コメント6が、一番的を射ていると思う。

(以下引用)


ハーフ帰国子女「日本人は外国人と比べて堅苦しく冷たい。なぜ幸せに暮らせる外国から日本に来る人がいるのか想像できない」




翻訳元


  1. スレ主
     日本人は外国人に比べて堅苦しく、話していて重い感じがするのは私だけだろうか。
     まず、私はハーフの日本人で、別の国で生まれ育ち、その後日本に移住し、13歳から21歳まで日本に住んでいて、大学を卒業したら日本から出ていくつもりだ。
     私も真面目すぎて嫌われ者なので、日本人から同じように扱われており、偏った経験をしているだけかもしれないが、日本人は些細なことをとても真剣に受け止めているように感じることがある。
     職場や学校など、日本中心の環境には、息苦しいほど重苦しい雰囲気がある。
     私が通っている大学ではネイティブの日本人教授、外国文化に多く触れた日本人または日本人とのハーフの教授、そして日本人以外の教授(ほとんどが西洋人)が混在している。
     日本人教授は非常にそっけなく、冷たく、質問しようとするとイライラしているようで、一般的に権威があるように振る舞う。
     外国人教授はのんびりしていて、質問や議論にオープンで、学問に関しては真剣でありながら、個々の学生をより大切にしているようだ。
     部分的に日本人な教授は中間だ。
     学生も同様だ。
     日本人の背景を持つ学生は、議論をするときは私と話すのを避け、グループでのみ話す傾向がある。
     私は長いグループプロジェクトで高校タイプのいじめを目撃した。
     女子生徒の1人が自閉症の特徴を持っており(私は彼女の行動に基づいて彼女を判断しているだけ)、そして少し無知だった。(外国人の基準では、彼女はグループにいると少し迷惑だが、それでも尊敬されるメンバーであり、いじめやその他の類のことはない)
     日本人の学生は警戒心が強く、非常に批判的であるように見える。
     外国人の学生はのんびりしていて、あからさまな嫌な奴でない限りは誰でも受け入れる。
     これは学校文化だけではない。
     私はたくさんのアルバイトをしてきたが、どの職場にも真面目で、明るく、冗談を言う日本人がいるけど、特定の行動や発言をしないと仲間外れにされるという雰囲気が常にある。
     基本的に「空気を読め」的なやつだ。
     また彼らは手順についてかなり神経質になるが、少しやり方が違っていても正直言って結果はまったく変わらない。
     「少し」というのは、本当に少しだ。
     彼らの特定のやり方で100%やらないと、彼らはあなたが間違ったやり方をしていると考える。
     私は外国人のマネージャー(正社員)が数人いる仕事を始めたことがあるが、彼らはあなたがやりたいようにやらせてくれて、結果が満足のいくものでない場合にのみあなたを正してくる。
     それが職場文化全体に影響を及ぼし、2人の外国人正社員を除いてすべて日本人であるにもかかわらず、私が働いた中で最ものんびりとした職場だった。
     最後に家族生活もそうだ。
     他国と比べて、家族との交流は非常に取引的な感じがすることがよくある。
     彼らは愛情をほとんど示さない。
     これについて日本人に質問すると、彼らはいつも「ああ、でも彼らは愛情をとてもさりげなく示しているんだよ!」と言う。
     家族を持つことが、特別な社会的義務を負い、あちこちでほんの少しの気遣いを示す知り合いと一緒に暮らすようなものだとしたら、いったい何の意味があるのだろうか?
     はっきりさせておくが、私はすべての日本人、家族についてこう言っているのではない。
     私はここでの生活経験が十分にあるので、常に多くの例外があることは知っているが、同時にここで長期にわたって快適に暮らすことは私にとってあまりにも普通すぎる。
     これは一般的な話題であり、人それぞれ好みがあることは知っているが、他のほとんどの国でどれほど気楽で幸せに感じられるかを経験した人が、なぜこのような文化に対処し、日本に住むことを選択するのか想像するのは難しい。
     これについてもっと多くの視点を提供してくれることを心から願っている。
     そうすれば、このことに対する認識を広げることができるだろう。
     (日本生活フォーラムへの投稿です)

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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