ユダ金マスコミの記事は読むのに注意が必要で、私もその種の記事を読むことはあるが、いつも眉に唾をつけて読み、引用するのは記事内容に完全に同感する場合だけだ。
で、「ニューズウィーク」記事で日本の「保守」派を批判した記事が、愛読するブログに引用されたのを読んで、その偏向ぶりが気になって記事筆者が誰か調べてみると冷泉彰彦という人物らしい。そのプロフィールが興味深い。やたらと「プリンストン」という言葉を使用(利用)する人物だが、その「プリンストン」とは「プリンストン大学」ではなく「プリンストン日本語学校」というものらしい。つまり、単なる語学校だ。そこで日本語を教えているだけの人間が「プリンストン」をトレードマークにしてニューズウィーク誌の常連寄稿者になっているわけである。まあ、「冷泉」という貴族風の姓も偽名、あるいはただのペンネームではないか、と思われる。だが、読む方はそんなことまで考えることは普通はしない。「プリンストン」に所属する「冷泉」という名前の人物の書いた記事で、由緒ある「ニューズウィーク」に載っている、ということでたぶん頭から疑問も持たずに読むわけである。
言うまでもないが私は学歴社会を批判する人間である。だからこそ、こういう学問的権威(大学名など)を詐欺的に利用する人間も嫌うのである。
(以下引用)
で、「ニューズウィーク」記事で日本の「保守」派を批判した記事が、愛読するブログに引用されたのを読んで、その偏向ぶりが気になって記事筆者が誰か調べてみると冷泉彰彦という人物らしい。そのプロフィールが興味深い。やたらと「プリンストン」という言葉を使用(利用)する人物だが、その「プリンストン」とは「プリンストン大学」ではなく「プリンストン日本語学校」というものらしい。つまり、単なる語学校だ。そこで日本語を教えているだけの人間が「プリンストン」をトレードマークにしてニューズウィーク誌の常連寄稿者になっているわけである。まあ、「冷泉」という貴族風の姓も偽名、あるいはただのペンネームではないか、と思われる。だが、読む方はそんなことまで考えることは普通はしない。「プリンストン」に所属する「冷泉」という名前の人物の書いた記事で、由緒ある「ニューズウィーク」に載っている、ということでたぶん頭から疑問も持たずに読むわけである。
言うまでもないが私は学歴社会を批判する人間である。だからこそ、こういう学問的権威(大学名など)を詐欺的に利用する人間も嫌うのである。
(以下引用)
冷泉彰彦
(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。
最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。
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