今は中学生になった息子もこのくらいの時期にプールで溺れかけた。 一緒のグループに居た小学生がいたずらをして水面から顔を出そうとする息子の足を引っ張ったりビート板を顔に乗せて水面から顔を出せないようにされて上から見ていた私はパニックになりながらスイミングの受付に走って注意してもらったことで事故にはならなかったが今考えたらその小学生は完全にアウトな行為だよね。
簡単な例で言えば、前の席の子供が座ろうとした時に、その椅子を後ろに引っ張って尻もちをつかせるというイタズラがある。これは、下手をしたら一生の障害になる重大事故の可能性もある危険行為であるが、おそらく「子供のいたずら」で済まされる。
あるいは、「子供のケンカ」で、相手を石で殴ったら、これは殺人になりかねない行為である。では、それは処罰されるかと言えば、殺人にならない限り、説諭で終わりだろう。その「説諭」がその子供を「良心や良識」に目覚めさせるか、私はあまり信じられない。それは、その「犯人」が、「相手を殺す可能性」よりも、「ケンカに負けたくない」というプライドを優先させる心性の持ち主だったと想像するからである。
そういう心性は、どのようにして生まれ、育つのだろうか。自己愛と自尊心(これは傲岸な、他者をまったく見下すだけのものも含む)は社会全体に悪をはびこらせる要素であり、道徳教育の軽視(ある種のリベラリズム)はそれを悪化させるのではないか。
(以下引用)
現インストラクターです。 泳法テストの後、5分強残り時間があった時は、子供達に自由時間を設ける事もありますが、小学生クラスのみにしています。しかもボビングが完璧に出来て、クロールがほぼ泳げているぐらいのレベルに到達しているクラス以上の子供達のみです。監視だけに頼らず、クラスを持っている自分もその時は目を離さず見ています。合格証とかは事前に用意しておくので、放置は基本しません。 幼児が自由に行き来していることが、まずあり得ない。赤台から落ちる危険性があるのなら、プールガードの設置などそれ以上赤台の向こう側へ行けないような配慮をすべき。腰ヘルパーより、溺れるリスクの少ないアームヘルパーに変えるべきだと思います。 亡くなられたお子さんのご冥福を心からお祈り致します。
「補助具は飛び込むと外れる可能性があるというのは定説で、救命胴衣でさせ同じ事が言える。監視にも限界があるから、殊に水泳スクールではその事も含めて教育、指導してほしい。」 という事をテレビで専門家の方が話されてました。それはそれでなるほどその通り、と納得する気持ちも大きかったです。 が、、、 やはり子供に対して(いや、今時大人でさえも)「指導」「教育」だけでは防げない事は多々あります。 情報セキュリティでは「フェールセイフ」という考えがありますがそれは「万が一の時に安全な方に振れるように対策する」という事。(例えば信号機の制御が壊れたら全ての向きの信号機を赤表示にする。とか。) 補助具、救命胴衣にそれを求めるのは難しいのかもしれませんが、是非、今回の事故を教訓にさらに安全な補助具や仕組みが出来る事を、今回お亡くなりになったお子様の死を無駄にしない事を、お祈りいたします。
昔、スイミングスクールでアルバイトを始めた頃、私の指導役の方と2人で赤台に乗ったまだ小学校上がる前の子供たちを、反対側のプールサイドまで1人ずつ順番に補助に付きながら移動するプログラムを行ってました。 私が赤台寄りでまず一人目を先生の方に送り出して、次の子供の補助に付こうと赤台へ振り向いた瞬間、2人目が水に飛び込み、すぐ様3人目が飛び込み、次々と子供たちが飛び込んで来ました。 私は焦って、自分の指導役の方に叫びました!! 幸い事なきを得ましたが、子供の命を預かる責任重大なアルバイトはできないと思い辞退しました。 小さな子供の動きは予測できませんが、入ったばかりのアルバイトに小さな子供の指導は危ないと思いました。