ただ、ホームレスにはハゲがいない、というのはよく知られた事実であり、過度な衛生(消毒薬の使用、皮脂の除去)こそが不健康の原因である可能性は高いかもしれない。
(以下「大摩邇」から記事の一部を転載)
実際は…このコロナのおおむね 4年弱の時期を経て、今は、生まれてから数十年で経験したことのないような楽な体調でいられていまして、もしかすると、生まれてから最も体調がいいかもしれないというような感じで過ごさせていただいています。
こうなると、「あとは、コロッといかせてください」と願わずにはいられない部分はあります。
生まれて数十年のうち、ほとんどの時期を体調が悪く生きてきました。
まさか晩年にこんなに気楽な体調でいられるなんてなあと。
体に悪いことは、たくさんしています。
お酒なんてバケツで飲みたいくらいですし(いい加減にしろ)、塩分は常に過多だし、他にもいろいろと。
ああ、でも。
コロナの時代に対して、最もお礼を言いたいのは、
「いっさいの消毒をやめた」
ことですね。
2020年の初頭くらいに、銀行の ATM に行ったときに、行員さんが、消毒剤のスプレーを持ってきて、私の手にかけようとしたのです。
「ちょ…」
と、ササッと後ずさりし、「消毒しないと ATM 使えないんですか?」と訊くと、「はい、今は」と答えてらっしゃいまして、私は、
「じゃあまあ、いいです」
と帰ったのですが、そのときに、「もう一生、銀行なんか行かない」と思い、実際、それから約 4年、1度も銀行には行ってないですが、同時にその日、
「もう一生、消毒なんかしない」
と決め、それから約 4年、一度も石鹸さえ使っていません。
全身、水かお湯だけです。
消毒剤は当然、一度も手につけたことがないです。
厳密には、皿洗いが好きな私は、洗剤が頻繁に手についてますけど。
お風呂も簡素になりまして、夏は水をかぶるだけ、冬はまあ寒いですので、お湯ということになりますが、平均入浴時間は、2、3分ですね。
そうしますと、まずお肌の状態がどんどん良くなり、「体臭が消える」ということが起きます。もともと体臭のようなものはないほうの人なのですが、においがほぼ出なくなりました。
その理由はわからないですが、もともと肌の常在菌は(便宜上の表現ですが)良いのも悪いのも共生しているので、バランスがとられるようになっているのではないでしょうかね。