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気の赴くままにつれづれと。
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2020年度から23年度の4年間に補正予算に計上された歳出予算は154兆円。
そのすべては国債発行で賄われた。
2020年度から23年度の4年間に補正予算に計上された歳出予算は154兆円。
そのすべては国債発行で賄われた。
豆腐を買う感覚で1兆、2兆の血税が散財されてきた。
ロケットを上げる補助金には1兆円のお金がばら撒かれる。
半導体の工場を作る補助金には3兆円のお金がばら撒かれる。
コロナの病床確保の名目で国公立病院には6兆円ものお金がばら撒かれた。
「百害あって一利なし」と言われるワクチンに4.7兆円もの血税がばら撒かれた。
しかし、能登の復興に注ぐ公費はない。
能登半島は本年夏に大水害にも襲われた。
土砂の撤去作業には人力が必要だが、政府は「ボランティアが足りない」と叫ぶ。
ボランティアは「自発的」に行われる善意の産物。
国が「強要」するものでない。
国が責任をもって人々の最低限度の生活を保障することは憲法が規定する国家の責任ではないか。
私たちが暮らす日本とは、このような寒々しい国である。
巨大な資金を税金で巻き上げておきながら、国民のためにその血税を使わない。
国民から巻き上げた血税は一部の人々が自分たちのお金にしてしまっている。
言語道断の放漫財政を実行しておきながら、「お金が足りない」と言っては国民全般に対する財政支出を切り込み、庶民に増税の負担を押し付ける。
3年間で国民税負担が11.3兆円も増えたのに、税負担を減らす話になると減った分の穴埋めを求める。
財務省の本性が露わになっている。
この財務省にひれ伏す「ザイム真理教政治」が横行している。
2025年、日本は敗戦から80年の節目を迎える。
この節目に際して一番大切なことは「平和憲法を守ること」。
そして、国民全体を苦しめる政治を排除して、国民のための政治、国民のための政府を打ち立てることだ。
1947年、新しい憲法が制定された。
制定の経緯を踏まえて、自分たちの手で憲法を作り直すという主張が示された時期もあったが、誰が制定に関与しようが、「良い憲法は良い憲法」であるし、「悪い憲法は悪い憲法」だ。
日本人が主導して制定したら「良い憲法」にならなかった可能性が高い。
せっかく「良い憲法」が制定されたのだから、「良い憲法」は守る必要がある。
「良い憲法」を守り、「悪い政府」を作り変える。
これが敗戦から80年を迎える2025年の大きな課題になる。
一昔前までは、「高齢者は食べられるだけで十分である。肉はあまり食べないほうがいい」といわれていたが、現在は肉を食べることが推奨されている。90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師は、「好きなものを食べる」がモットーで、とくに肉が好きだという。
折茂医師は、東京大学医学部老年病学教室の元教授で、日本老年医学会理事長を務めていた老年医学の第一人者。自立した高齢者として日々を生き生きと過ごすための一助になればと、自身の経験を交えながら快く老いる方法を紹介した著書『90歳現役医師が実践する ほったらかし快老術』(朝日新書)を発刊した。同書から一部抜粋してお届けする(第8回)。
* * *
肉を食べることが健康にいいデータを紹介しよう。
食生活が高齢者の健康を維持する上で重要なことはすでに知られていると思うが、なかでも血清中のアルブミン値と総コレステロール値が高齢者の栄養状態を示す指標として極めて重要だ。ごく簡単に言うと、アルブミン値はたんぱく質の摂取量を、総コレステロール値は脂肪の摂取量を反映したものである。
東京都小金井市の70 歳以上の在宅高齢者について10年間という長期にわたってこれらの値を調査した結果、血清アルブミン値が高い人ほど、10年生存率が上昇することがわかった(*1)。
また、約600人の在宅高齢者の食生活と生活機能の関連について2年間の追跡調査をした結果、「肉類・牛乳・油脂類をよく食べる習慣」の人は、「ご飯・漬物・みそ汁をよく食べる習慣」の人に比べて生活機能が高く保たれている(自立性を低下させる危険率が低い)ことがわかった(*2)。
これらのデータは、高齢期の健康を維持するためには、食生活において肉類・牛乳・油脂類をとることがいかに重要であるかを示している。
肉を食べられるかどうかは、健康のバロメーターの一つになるのではないだろうか。
さて、これまで老年医学の立場から高齢者の食事についてみてきたが、ここから食事に対する私の見解に関して述べておきたい。私は、「好きなものを食べるのがいい」と考えている。
私自身は食べることがなにより大好きで、とくに肉が好きだ。それほど多くの量を食べるわけではなく、ステーキならせいぜい200g ぐらいだ。もともと肉が好きだったので、肉が健康にいいとわかって食べているわけではない。
食べる楽しみは、人間にとってすごく大事なものだ。私の性格上、「どの栄養素はどれくらい」「糖質は何g まで」「塩分は何g 以内」などと細かいことを言われたら食欲がなくなってしまう。日々、食事をおいしくとるために働き、食欲が自然にわいてくるようにしたいと思っている。無理して食べるようになることほど、悲しいことはない。だから、私は、細かいことは気にせず、食べたいものを食べている。ただ、食べすぎはよくないと思うので、腹八分目にするようにはしている。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」ともいわれるので、食べすぎないように、ほどほどを心がけている。
私は糖尿病があるが、食事の糖質制限などはしておらず、血糖値もあまり気にしていない。基本的には、ここまで述べてきた理由によるところが大きいが、もう少し医学的な理由を紹介しておく。一つは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病は75歳を境にその基準が緩くなる。75歳以上になると、心臓や血管の病気による死亡リスクが軽度になる。
もう一つは、糖尿病においては治療薬により血糖値を下げすぎることに起因する低血糖の問題も指摘されている。低血糖によりめまい、ふらつきなどの症状が起き、転倒につながるのだ。
国立長寿医療研究センターの調査では、高齢糖尿病患者さん300人を対象に転倒あり群94人、転倒なし群206人の転倒要因を検討した結果、転倒と有意な関連性がある項目として、年齢と低血糖が抽出された(*3)。転倒が高齢者にとっていかに危険かは別途述べるが、加齢とともに血糖値が高くなること自体は自然なことで、低血糖のほうが問題なのだ。
*1 柴田博編著:中高年の疾病と栄養 建帛社 1996
*2 熊谷修ほか:老年社会科学16:146-155 1995
*3 サブレ森田さゆりほか:日本転倒予防学会誌1:37-43 2014
※『90歳現役医師が実践する ほったらかし快老術』(朝日新書)から一部抜粋
≪著者プロフィール≫
折茂肇(おりも・はじめ)
公益財団法人骨粗鬆症財団理事長、東京都健康長寿医療センター名誉院長。1935年1月生まれ。東京大学医学部卒業後、86年東大医学部老年病学教室教授に就任。老年医学、とくにカルシウム代謝や骨粗鬆症を専門に研究と教育に携わり、日本老年医学会理事長(95~2001年)も務めた。東大退官後は、東京都老人医療センター院長や健康科学大学学長を務め、現在は医師として高齢者施設に週4日勤務する。
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