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イギリスはコロナ規制を全撤廃

「阿修羅」から転載。
新コロ詐欺はそろそろ終わりのようだ。もちろん、この先、また事態が変わるかもしれないが、いろいろな社会的規制が無くなり、社会活動が正常化するのは喜ぶべきだろう。まあ、要するに、今のままだと各国政府は経済的に潰れる、ということで、まずイギリスが先頭を切った(お手本を見せた)のだろう。あるいはDSから「撤収指令」が出たのかもしれない。ワクチンがこれだけ広まれば、後は自動的に地球人口削減が進むわけだ。で、ワクチン製造会社というか製薬会社のお偉方は自社株を売り払い、株価はそれぞれ落ち込んでいるようだ。

(以下引用)

英イングランド、コロナの規制を全て撤廃 ジョンソン首相が発表 (毎日新聞) 
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/609.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2022 年 2 月 23 日 06:39:57: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag
 

「英イングランド、コロナの規制を全て撤廃 ジョンソン首相が発表」 (毎日新聞 2022/2/22)
https://mainichi.jp/articles/20220222/k00/00m/030/015000c


 英国のジョンソン首相は21日、新型コロナウイルス対策として実施している陽性者の自主隔離などの行動規制を24日に全て撤廃する方針を発表した。対象は人口の8割超を占めるイングランドの在住者。英国は「新型コロナをインフルエンザなど他の感染症と同様に扱う」(英首相官邸)とし、新型コロナとの「共生」を加速させる。欧米主要国で規制を全て撤廃する方針を示したのは英国が初。


 ジョンソン首相は21日、英下院でワクチン接種の進展などを説明したうえで、「新型コロナは突然なくなることはない。だから全ての闘いが終わってから残りの規制を解除しようという人たちは、この先長い間英国人の自由を制限することになるだろう。政府は、それは正しくもないし、必要でもないと考えている」と述べ、規制撤廃方針を示した。


 英国では現在、新型コロナ検査の陽性者は自宅で5日間自主隔離することが法的に義務づけられているが、24日に撤廃する。感染者との接触追跡も終了し、濃厚接触者に求めていた検査もやめる。4月1日からは、新型コロナ検査キットの一般配布も取りやめ、配布対象を高齢者など重症化リスクの高い人に絞る。


 英政府は、変異株「オミクロン株」の重症化率が高くないことや、イングランドで成人の約8割が3回目のワクチン接種を終えるなど対策が一定程度進んだことから、規制撤廃に踏み切った。一方で、経済、社会の正常化を急ぐ政府に対しては野党などから批判の声も上がっている。英政府のウィッティ首席医療顧問は21日の記者会見で、引き続きオミクロン株の感染が続いているとして「公衆衛生上のアドバイスとして、新型コロナ感染者には自主隔離を勧める」と述べた。


 英政府はオミクロン株の感染拡大が始まった2021年11月下旬以降、イングランド在住者を対象に、公共交通機関でのマスク着用や在宅勤務の奨励など一部の規制を復活させた。その後、段階的に規制緩和を進め、22年1月下旬以降は陽性者の自主隔離義務以外の規制はなくなっていた。英政府によると、英国の21日の新規感染者数は約3万8000人、感染後の死亡者は15人。【ロンドン横山三加子】


------(引用ここまで)----------------------------------------


コロナ詐欺、ワクチン詐欺がバレたので、店じまいのようです。


ビル・ゲイツも新型コロナはおしまい、次は全く別の感染症が流行する(流行させる)と言っています。



(関連情報)


「ビル・ゲイツ 「Covidのリスクは劇的に減っているが、次のパンデミックが来る」 (CNBC)」
(拙稿 2022/2/20)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/585.html  


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哲学とは何か

所要で外出するので、このブログを見に来た物好きな人のために、森山高至のブログ記事をひとつ転載しておく。
まあ、私が些細な物事を考えるのが好きだ、というのに似ているかもしれない。些細なことが何かの本質を示している可能性もあるわけだ。

(以下引用)

魁!!クロマティ高校を読んでみて真っ先に気付くのが、
主人公はじめ登場人物が常に悩んでいることなんです。

真面目に、くだらないことに、真剣に!

例えば、
不良になるにはどうすればいいか?
なぜ自分に悪名高いあだ名がないのか?
ワルとは何か?
乗り物酔いとは何か?
なぜ番長が乗り物酔いで吐いてはいけないのか?
人間とは何か?
普通とは何か?
支配とは何か?
最強の男とは何か?
存在感とは?
名前とは何か?
笑いとは何か?
将来とは何か?

全て根源的な問いなんですね。
普段の生活では後回しにしておきたい自分の存在意義、存在価値。
そんなものを真剣に問う、普段は封じ込めている自分が生まれ存在している意味とかいった、
見ないで済ませたかった悪魔的なものをも開け放つ。
そんな対話の連続。
究極の対話を繰り返すのが、クロマティ高校の全てなんです。

あるとき、学校にゴリラが現れます。
林田が発見し、前田と神山で確認しますが、めっちゃガン飛ばしています。
建築エコノミスト 森山のブログ
普通こんな場合には、「なぜ、学校にゴリラが紛れ込んでいるのだろうか?」と考えるのではないでしょうか?
並みの漫画では、動物園から抜け出してきただの、誰かが家から連れて来ただの、といった説明的なエピソードから物語を作り出そうとするでしょう。

クロ高は違います。

正解は、

見た目は明らかにゴリラだが

「ここにいるということは、このゴリラもクロ高の生徒ではないか?」
です。

ここから話を始めます。

さらに、
「腕時計をして携帯電話をかけているのだからゴリラではなく人間ではないか?」
「限りなくゴリラに見えるが、異様に毛深い人なのではないか?」
「ゴリラと人間をどう判別すればいいのか?」

建築エコノミスト 森山のブログ
視覚的にゴリラだ!と認識しているにも関わらず、
周辺状況から検討してみると安易にゴリラとは言い切れない、
むしろゴリラって判断は誰が決めたのか、です。


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林田、前田、神山による熱い議論が始まり、最終的な結論は、
人間とゴリラを分かつものは行動様式と知性であるのでは?
という仮説に至り、その検証実験を開始します。それが内容。

これなどは一体全体、「少年マガジン」という想定読者年齢小学校高学年~高校生くらいでやる議論なのでしょうか、、
確かに、思春期を迎えた中学生ぐらいの年代には、「自分の生きる意味って何?」とか「自分の価値って何?」とか、圧倒的に大きな外部世界と小さな自分中心の自問自答が繰りかえされる時期ではあるでしょう。
いや、ひょっとするとそういう少年向けにあえてハイブローな哲学議論をぶっつけているのかもしれません、鉄は熱いうちに打て!というマガジン編集部の親心なのでしょうか。

しかし、
ここで中心に議論されていることは、
人間と野生を分かつものは何か?という極めて形而上学的な議論なんです。

形而上学(けいじじょうがく)とは、物事の本質とか存在とか実在、普遍性とか因果律とか関係や属性といった物質そのものではなく物質を成り立たせる仕組みを考えることです。

これは、近代哲学の父といわれたエマニエル・カントが、18世紀中ごろに
「純粋理性批判」、「実践理性批判」、「判断力批判」においてやった議論ですね。

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この本のタイトルが理性批判とついているので、なんだかめんどくさく怒られそうなタイトルの印象ですが、内容的には純粋理性分析、人間の理性ってなんだろうです。
カントがやったのは、人間はどうやって物事を知ることができるのか?です。

たとえばレストランの店先にあるようなエビフライ定食のサンプルを見たとき、それが本物のエビフライではなく、蝋でできた精巧なエビフライサンプルだってことが、わりとすんなり解るのはなぜか?です。

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まず、エビフライという美味しい食べ物だということは、過去において食べたことがある、美味しかったという経験に基づいています。

黄色い棒状のモノから突き出した赤い三角を視覚的に捉えるという感性 
  →受動的直感による認識の素材の獲得です。
このパン粉を揚げたときのフライ衣の質感と赤白まだらのエビの尾びれからこれはエビフライ!と認識する悟性
  →能動的な思考判断による法則の把握ですね。
次にそれが日の当たる店前の外部ショーケースに入れっぱなしになっているから、普通なら腐るか乾燥してくるはずだから、、これはサンプルだ!と判断する思考
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悟性とは物体をそのまま知覚分類しているだけではなく、現象を思考判断することから生まれる認識です。
感性から悟性へ。
これらの一連の流れから物事を知っているのだ、というのがカントの議論です。

そして、エビフライを食べたことがあるから料理と認識できるのですが、
一度もエビフライを食べたことがない人でも認識できる部分もある。
黄色い棒状物体から突き出た赤い三角が皿の上に載っていること。
「何かが載っている」
というところまでは、経験なしでも分かる先天的認識であり、これをア・プリオリと呼び、時間と空間を根本形式としました。

この経験無しでも分かる認識→経験から獲得する認識→状況から判断する思考→思考から判断する認識
という流れに乗らない認識についてはどうするのか、

例えば、エビフライを食べることは正義か?
美味しいとはどういう意味なのか?
エビフライとエビフリャーはどちらが正しいのか?
もし世界がひとつのエビフライだったら?

といったような、知覚的現象に属さない形而上のことを取り扱うのが理性なのだ。
理性をめぐらせることによって感性で感知できないことや、悟性で判断できないことでも思考することが可能なのだと結論付けたのです。



エマニエル・カントはドイツ観念論哲学の祖と言われており、
この流れがヘーゲルやハイデッガーなどにも繋がっています。

そのカントがおこなって以降200年間誰もおこなっていなかった、人間とは何か?
について触れたのが、フッサールの弟子であったマックス・シェーラー。
そして、「魁!!クロマティ高校」です。

これが1巻早々に出てくる根源的な議論のひとつです。

つづく、相当つづく

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高まるスタグフレーションの足音

例によって、徽宗皇帝のブログの記事を書きすぎたので、追加の政治経済的記事をこちらに載せておく。まあ、日本の庶民生活にも直結する問題だから、国際政治の話はさておいて、明日の我が身、我が暮らしを考えるための参考になるのではないか。
引用した内容のすべてに同意するわけではない。私は金子勝をわりと評価しているが、岸田総理を頭から「キシダメ」と決めつける、「日刊ゲンダイ」的姿勢は批判されるべきだろう。今の日本の政治は野党に政権交代したら良くなる、というものではない。野党の馬鹿さ加減、無能さ加減をこの数年、我々は見続けてきたわけで、新コロ問題などに関しては共産党すらその例外ではない。れいわ新選組は議員人数があまりに少なすぎる。
まあ、「スタグフレーション」は既に始まっていると思うが、それにどう備えることが可能なのか。ここは思い切って「脱・脱炭素」(同時に「脱・新コロ詐欺」)で行くのはどうか、という案はあるし、中露との経済的友好関係を作る、という方向も「あり」だろう。これまでの「米国の属国、すべて米国様の命令のまま」では、欧米と一緒に沈むだけである。


(以下引用)

◇中国がロシアからの小麦輸入を拡大へ ウクライナ産停滞を見越して?(2022年2月24日・KBC九州朝日放送) https://kbc.co.jp/news/detail.php?id=202202242131_0002&cat=international&date=0


>中国の税関当局は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった24日、ロシアからの小麦の輸入を拡大すると発表しました。中国の税関総署は、「ロシアの全域から小麦を輸入することを許可した」と明らかにしました。これまで、ロシアからの輸入は地域を限定して行われてきましたが、今後は、病害の発生がない地域であればどこからでも加工用の小麦の輸入を認めるとしています。



⇒遠藤乾(北大教授/国際政治/EU/安全保障)


>中国がロシアの行為を侵略扱いしないだけでなく、小麦を買うことで自国の利益を保全しつつロシアを助けるという方向に足を踏み出したことは注目に値する。これは、制裁を科す側からすると利敵行為に当たり、それを理解している中国は、意志をもって明瞭なシグナルを送っていることになる。今後、エネルギー関係にも制裁が及び、銀行間取引に制限をかけるなど、西側諸国が制裁を強めれば強めるほど、中国が手を差し伸べることの意味が深くなる。今回の小麦輸入拡大は、その端緒となる可能性が高い。仮に、制裁をすると自分は返り血を浴び、相手への効果は中国経由で薄れ、ウクライナへの支援にもならず、ロシアの意志はそのまま貫徹する、ということになると、中長期で西側の結束は大変な試練にさらされよう。その意味でも注目に値するニュースだ。



【 日本も含めて大不況へ!アメリカとロシアに翻弄される日本。バイデンの耄碌から始まったウクライナ危機とはなんだったのか?元朝日新聞・ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊 】


https://www.youtube.com/watch?v=LzCD463Gctc&t=181s



金子勝 @masaru_kaneko


>【スタグフレーションへ】事態はコロナ不況+石油ショックの様相。WTI原油先物は1バレル=99.97ドルまで上昇。NYダウ、日経平均をはじめ、世界中が株安だ。アベノミクスのツケから不況下の物価上昇は深刻に。キシダメはいつも後手後手で対処できず。


>明日の午前6時40分すぎ、NHKラジオに出ます。ウクライナ情勢が緊迫する中ですが、テーマは「不況下の物価高をどう乗り切るか」です。3月のアメリカの利上げ以降の展開、アベノミクスのツケの中、短期と中長期でなすべき政策は何か、を語ります。

(追記)参考までに「in deep」記事の一部を載せておく。


ロシアとウクライナの危機が世界の食糧供給を脅かしている。小麦、トウモロコシの供給「途絶」が予想される

Russia–Ukraine Crisis Threatens Global Food Supply; Wheat, Corn Supply Disruptions Anticipated
theepochtimes.com 2022/02/22


緊張が高まっているロシアとウクライナの危機は、世界の食糧供給を危険にさらすと共に、食糧不足を引き起こし、食糧価格をさらに上昇させる恐れがある。最も影響を受けるのは小麦、トウモロコシ、ひまわり油などだ。


ロシアとウクライナを合わせると、世界のひまわり油の輸出の約 80%、世界の小麦の輸出の 29%、トウモロコシの世界の供給の 19%を占めている。


小麦とトウモロコシは多くの国で主食であるため、これらの不足は特に問題となる。米国の小麦先物は 2月3日の安値を付けて以来、9.72%上昇しているが、米国のトウモロコシ先物は同期間に 9.34%上昇している。


ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ウクライナの 2つの反政府勢力地域を独立国家として宣言し、これらの地域の「平和を維持する」ために軍隊を派遣し、米国からの批判を集めている。


英国はすでに行動を起こし、3人のロシア人個人と 5人のロシアの銀行に制裁を与えた。EUと米国は間もなく独自の制裁措置を講じると見られている。


ロシアとウクライナの戦争による食糧供給の混乱に最も苦しむのは、中東、北アフリカ、そしてアジアとなるだろう。


2021年のロシアからの小麦輸出の約 70%は、アフリカと中東に向けられた。2014年にロシアがクリミア半島を占領する前の 2か月で、小麦の価格は 20%急騰した。


世界の 14か国が、小麦消費量の 10%以上をウクライナに依存している。レバノンは小麦の 50%を、リビアは 43%を、マレーシアは 28%を、インドネシアは 28%を、リビアは 22%を、バングラデシュは 21%を、エジプトは 14%をウクライナから輸入している。


ウクライナの今年の穀物輸出は 5,600万トンに達すると推定している。輸出の多くは黒海の 2つの港を経由する。この地域は、軍事紛争の場合に混乱が生じる可能性がある。一部のバイヤーは、戦争の勃発が荷積みの長期の遅延につながることを懸念し、すでに他のサプライヤーに船舶を転用し始めている。


シンガポールのトレーダーはロイター通信に対し、「戦争リスクのため、船は黒海への侵入を避けている」と語った。


ウクライナ穀物協会の会長であるニコライ・ゴルバチョフ氏は、「供給の混乱はすでに起こっている」と述べ、黒海地域からのトウモロコシと小麦の輸出が途絶えると、トウモロコシと小麦の価格が 20〜 30パーセント急騰する可能性があると考えている。


影響を受ける可能性のあるもう 1つの主要作物は大豆で、同じ農地でトウモロコシと競合する傾向がある。トウモロコシと大豆の高値は、これらの品目を含むいくつかのパッケージ製品にも影響を与えると、Teucrium Trading の社長兼最高投資責任者は語った。


「南米の悪天候のため、大豆の供給は急速に逼迫している。つまり、この春、北半球でより多くのbれらの作物を購入するためには、トウモロコシと大豆の両方の価格が、値上げを通じて互いに競争しなければならなくなるだろう」と彼は言う。




 






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宗教と我欲

「神戸だいすき」ブログ記事の一部である。
神戸だいすきさんの我の強さ(これを沖縄方言では「ワンカラワンカラ」(我から我から、俺から俺から)と呼ぶが)は、彼女の文章を読んでいれば自ずと分かるし、私はこういうキャラクターが大の苦手なのだが、成功者には多いタイプだろう。しかし、それが自分の欠点でもあることを神戸だいすきさんは分かっているようだ。そして、「宗教者こそ欲が深い」というのは面白い視点である。ただし、これはその宗教の創始者より、その末流の宗教組織の団員に多い、という話ではないか。また、新興宗教だと、その組織自体がカネ儲け手段になっていることも多いだろう。
まあ、個人的に何かを信じるのと、何かの教団で活動をするのは別の話だろうが、「神仏の力を借りて、自分の欲望を実現したいという人格」というのは、確かに非宗教者以上の我欲の強さだろう。また、無宗教の他人まで自分の信じる宗教に強引に勧誘する宗教組織もある。表面では、「それが相手を救う道だ」ということだろうが、迷惑な話である。それが仏教なら「ほっとけ(仏)」だww ただし、「般若心経」を愛好するという点では私も私なりの仏教徒なのである。新約聖書や、旧約の伝道の書や雅歌や箴言も好きだ。知恵の言葉は、宗教であれ何であれ人生の指針になる。

(以下引用)


それと、もう一つの真理は、なかなか受け入れがたいものだったけど
「宗教をやるひとこそ、一般の人以上に欲が深い」

これは、先輩が教えてくれた。
「なにか、自分に大幸運が舞い込んだら、軽々しく人に話してはいけません。妬みを買います。
まして、教団内での抜擢なんかは、同朋に話してはいけません。
神仏まで、つかって自分の願をかなえたいと考える人間は、宗教にみむきもしな人たちより、はるかに欲が深い。ゆめゆめ油断しないこと」

最初は、驚いたよ。でも、これは真実。残念ながら真実。

強欲でなければ「神仏」まで、私物化しようとは、考えない。触らぬ神に祟りなし。

う~ん。先輩は、そういって「己の我欲を、清めること、どこまでいっても、自分がかわいいその心を清めること」を、強調したのだけど。

なかなかね、己を顧みて、己の非を清めるのは、並大抵ではない。

もう、ずっと前だけど、何年も願いがかなわないのは、なぜだろうと(実際は、己が強欲だっただけなんだけど)考えながら、修行に向かっていたのね。

駅で乗り継ぎの時、人にぶつかりそうになりながら、隙間を縫って先を急ぎ、我勝ちに、改札口をすり抜けながら

「はっと、気づいた」

私・・・じぶんさえよかったら、よいと考えている・・・・
私、自分が一番でなければ、我慢ができない・・・
私・・・ほかの人を押しのけて、前に出たい。


ああああ~これじゃあ、悪因縁が切れないのも、当たり前だ。私って「我」の塊じゃないか!!


どひゃ~どうしよう・・・・おろおろ考える。

「そうだ、気が付いたのだから、これから、”どうぞお先に”と、周囲の人々に譲ることにしよう!!」

おお!よい、思い付きだ!!そうだ、そうだったんだ。


それから、改札口の前では、一歩下がって、譲る。どこでも、かしこでも、譲る。

「え~!私って、よいこじゃん!」段々得意になる。

こんな立派なことに気づいて、それを実践している私ってステキ!

お寺に到着したころには、得意満面。

今日こそは、ほめてもらえると確信する。

あの日のことは、生涯忘れないよ。

私は、修行の場で「どうぞお先に、どうぞお先に」と、胸の中で唱え続けて、ほめてもらえると思っていた。

左から一人一人の修行を指導する霊能者が、近づいてくる。

さあ、次が私の番だ!

「どうぞお先に。どうぞお先に、これから、私は、皆に譲ります」と、熱心に祈る。


瞬間、霊能者は踵を返して、もと来た方向に戻っていった。

「え?私が、先やのに!」瞬間、のど元に「私の方が先や」という言葉が、登ってきた。

霊能者は一言も、発さなかったけど、

私には、神仏の声が聞こえた。

「あなたの”どうぞお先に”は、口先だけのことですよ。」

私は、その時、新約聖書の一説を思い出したよ。
「私は、この人を知りません。」
「私は、この人を知りません、」
「私は、この人と、関係ありません」

ペテロが3回否んだとき

「コケコッコー」と、一番鶏が鳴いた。

「お前は、一番鶏が鳴く前に、3度、私を否むであろう」という、キリストの言葉を思い出して、ペテロは激しく泣いた。


ペテロは、鶏の声を聴くまで、自分は、忠実で清廉潔白な信者だと信じていたのです。

でも、その時、己の罪に気づいた。自分では、キリストに忠実なつもりだった。

でも、自分は、ただ、命が惜しくて主人を裏切る汚い人間であることを知ったのです。


私もあの時、己の汚さを認めた。

誰よりも、私は、欲深い。欲深いから、神仏まで利用して自分の欲を達成しようとしている。自分は、そういう人間だった。

ある意味、あの日は、私の修行の原点だったかもしれません。

私が一番、私はこうしたい…欲が強ければこそ、前に出て、どんな苦しみにも耐える。
でも、これは、反面、自分さえよければ、他人なんか、どうでもいいという冷酷な面を隠している。

生涯かけても、この強欲を消すことはできないだろうけど、生涯、その自分を正しく見つめることはできる。

一番鶏が時を告げるごと、私は、自分の悪を思い出し、ペテロと一緒に泣くのです。

ローマ法王庁聖ペテロ教会。

ペテロの名前をかたりながら、いったい、何万回キリストをうらぎったことか?!

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DSのone world構想はロシアに阻止されたか

あまりこちらのブログには馴染まない内容になりそうだが、「徽宗皇帝のブログ」には記事を載せすぎたので、こちらで「徽宗皇帝のブログ」に書いた文章の再考察をしてみる。
先に、その文章を赤字で自己引用する。

少なくとも、ロシアのこの決断は、DSには非常に困った問題だと思う。つまり、新コロ詐欺の邪魔にもなるし、脱炭素詐欺(地球温暖化詐欺)の邪魔にもなるからである。そうすると、最近の「オミクロンでコロナ問題はほぼ終息する」という欧米マスコミの姿勢も、案外、このロシア問題、ドンバス問題(ウクライナ問題)が原因ではないか、という推理も可能かもしれない。それはまたDS支配はまだロシア上層部(あるいはプーチン)には及んでいない、という判断につながるわけである。


ということを書いたのだが、上記文章から細部を箇条書きで抜き出して考えてみる。

1:新コロ詐欺の邪魔にもなる




というのはなぜか。これは、「新コロ制限の中では戦争はできない」と単純化できるだろう。戦争には軍隊でも国民でも「集団行動」が必須である。だが、ワクチンが感染防止や重症化予防に効かないことが明白になった以上、集団行動(軍事行動)を可能にするには、「新コロ問題は終わった」とするしかない、ということだ。

2:脱炭素詐欺(地球温暖化詐欺)の邪魔にもなる

というのはなぜか。「石油無しでは戦争はできない」からである。「脱炭素の戦争」など不可能だwww つまり、どんどんじゃんじゃん石油(ガソリン)を使いながら戦争をするしかないのである。まあ、戦争の間だけ脱炭素の例外とすることになるだろうが、この戦争はウクライナの内戦となる公算が大であり、長期化するだろう。そうすると、石油産油国のロシアが圧倒的に有利である。まあ、それでなくとも、西欧諸国は形と口だけのウクライナ政府支援しかしないと予測できる。それは、副島などが言っている通りだ。

いずれにしても、DSによるone world構想は、この「ウクライナ戦争」で頓挫したのではないか。つまり、「国家があってこそ戦争は成立する」わけで、逆に言えば「戦争がある限り国家は必然的に存在する」とも言える。もちろん、頑固な平和主義者である私は戦争を絶対に肯定はしないが、「世界政府」も肯定していない。国家は国家として存続しながら平和の道を希求すべきだ、というのが私の基本思想である。「国家があっても戦争をする必然性はない」ことは、この80年間近くの日本の平和が証明しているのである。あるいは、「永世中立国」スイスなどもその例になるだろう。後者は、「軍事同盟関係が同盟参加国を戦争に引き込む」という当たり前の話だが、これを理解せず、「軍事同盟万歳!」という馬鹿、あるいは詐欺師が多すぎる。
ちなみに日米安保条約は完全に軍事同盟であり、しかも実は米国には日本を守る義務は無い、という解釈も可能であるらしい。また、それによる在日米軍基地の存在が日本の独立を不可能にし、ロシアとの政治交渉を不可能にし、米属国状態を永久的に固定していることを青少年のどれだけが理解しているだろうか。つまり属米右翼は最悪の売国奴だ、ということだ。まあ、左翼もDSマスコミ陣営が多いのだが。



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下種は顔でも文章でも分かる

「ナカムラクリニック」の中村篤史氏のNOTE記事である。一部割愛。
日本語が読める人、理解する能力のある人なら、中村氏の真摯さは、文章から伝わるだろう。まさに「文は人なり」だ。私は「顔は人なり」主義でもあり、顔を見ればその人間の人格の高低はだいたい分かる、とも思っている。(知能や才能は別だ。下種だが知能や才能は高い人間も多い。)中村氏は顔も非常にまともだ。
橋下徹などは、顔も下種だがツィッターの文章も下種である。松井なども同じ。吉村もそうだが、人間が小粒なので、下種さが目立たないだけだ。

(以下引用)

日野市議会議員選挙


2月20日、新宿でゲルマニウムの講演会を終えた後、気心の知れた仲間と懇親会をした。續池さん、張雲さん、メリンダ姐さんなどがそろい、ちょっとしたオフ会になってしまった(笑)その後、日野市に向かった。この日は日野市議会議員の投票日だった。つまり、池田としえ議員の勝負の日である。池田さんの応援にぜひとも行きたかった。


スクリーンショット (4587)を拡大表示


4年前、池田さんは自民党に所属していた。選挙となれば自民党の推薦を受け、片山さつきなどの重鎮が応援演説にかけつけた。しかし今や、状況は一変した。池田さんは自民党を除籍になり、自民党は別の対立候補を立てた。選挙期間中、三原じゅん子や片山さつきが日野市に来たが、それは池田さんのためではなく、新たに擁立した対立候補のためだった。自民党は明らかに、池田さんを潰そうとしていた
中高年層を中心に大半がコロナワクチン接種済みであることは、日野市も例外ではない。池田さんとしては、ワクチンの危険性を訴えたい。「すでに2回打ったのであれば、せめて3回目は控えて欲しい。あるいは少なくとも、5~11歳への子供の接種については危機感を共有して欲しい」そういう思いを有権者に訴えたかったが、これに不快感を示す市民も少なくなかった。4年前には池田さんの選挙を手伝ったボランティアも、今年は手伝わない。そういう人が何人もいた。
さすがに今年の選挙は厳しいのではないか」池田さんも危機感を抱いていた。


僕が池田さんの選挙事務所に着いたのは夜の10時頃だった。まだ開票作業中とのことで、選挙結果は出ていなかった。僕としては、当選していても落選していても、とにかく池田さんに会って声をかけようと思っていた。
結果は当選。よかった。本当によかった。
https://www.youtube.com/watch?v=RNKS_t-u0Lw


この2年間コロナ関連の情報発信を通じて、僕はそれなりの知名度を得た。しかしそれは、必ずしも自分の力によるものではない。間違いなく言えるのは、池田さんがいなければ今の僕は存在しなかった


スクリーンショット (4589)を拡大表示


2021年6月24日、厚労省に嘆願書を提出し、議員会館で記者会見を行ったが、この大役に僕を抜擢してくれたのは池田さんだった。


スクリーンショット (4594)を拡大表示


その後、本を出したりメディアから批判されたりSNSで叩かれたり、刺激的な日々を過ごさせてもらっているが(笑)、すべてきっかけは、池田さんが僕に声をかけてくれたことだった。ここから運命の歯車が、大きく動き始めたと思う。


少なくとも、池田さんが僕に声をかけてくれて以後僕が築き上げたものについては、すべて池田さんに捧げてもかまわないと思っている。実際、今回の選挙に際しても、些少ながら寄付をさせていただいた。少しでも池田さんに恩返しできれば、と思った。
ただ、もどかしいのは、僕が日野市の市民ではないことだ。池田さんに一票を投じるという、小さいながら最も着実な協力をできないことが、何とも歯がゆかった。投票については、日野市の有権者を信じるしかない。選挙結果は、固唾をのんで見守るしかなかった。


池田さんが当選したことは、そこらへんの一地方議員が再選したどころの話ではない。大きく言うと、「日本が救われた」ぐらいの意味があると思っている。
子宮頸癌ワクチンの危険性にいち早く気付き、議員としてすぐに行動した。このおかげで、どれほど多くの女性が救われたことか。コロナワクチンの危険性についても、やはりすぐに気付いた。しかし、状況は子宮頸癌ワクチンが問題化した当時とはずいぶん変わっていた。子宮頸癌ワクチンのときには、ワクチン被害を報じる良心的なマスコミが残っていたし、その危険性に理解を示す議員が他に複数いた。しかし、今回のコロナワクチンについては、マスコミはワクチン被害を黙殺し、危険性を訴える議員は皆無だった。与党議員だけでなく、野党議員も声を上げないことで、政治家の本質が露呈することになった。
そんななか、池田さんだけはコロナワクチンの危険性を訴え続けている。こんな議員は他にいない。


前回、4年前の選挙の投票率は41.64%で、池田さんの得票数は1908票だった。今回の選挙は、投票率では40.66%と微減したが、池田さんの得票数は2278票と前回よりも票を伸ばした。自民党を除籍され党の推薦を失ったが、それを補って余りあるだけの支援を得た格好だ。このあたりの数字の変化に、日野市民のあたたかさを感じる。市民はちゃんと見ているんだな。


池田さんの選挙事務所にジャーナリストの高橋清隆さんがいた。高橋さんといえば、少し前、谷本誠一議員の「エアドゥ機強制降機事件」で谷本議員と一緒に現場に居合わせたことで、マスコミ報道の渦中の人となった。ことの顛末を自身のブログに書いている。
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2046956.html
当事者である高橋さん本人から話を聞いた。エアドゥ側に完全に非があると思う。しかしマスコミ報道は、谷本議員が悪いという風潮を作り出している。


(中略)


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最近心強く思うのは、「ワクチン差別反対」の声をあげる企業が増えてきたことだ。
https://kokoroowner.com/
『全国企業オーナー有志の会』が立ち上がった。ワクチン差別に対して、社長が堂々とNO!と言う。すばらしいことだ。逆に、これが言えない社会は、全体主義社会そのものである。
誤解してはいけないのは、社長たちは何も「ワクチン反対!」と言っているのではない。すでにワクチン接種済みの社長もいる。ワクチンに対して賛成、反対、どちらであってもかまわない。ただ、ワクチンを打ってないせいで不利益を被るような、ワクチン差別。これは断じてあってはならない。そういうふうに、差別に反対する社長たちが声を上げている。
希望の持てる動きだと思う。「打たない」という選択が、当たり前にできる社会であって欲しい。


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「災厄の町」推理の結果報告

前回の記事を書いたため、気が急いたのか、「災厄の町」の残りを全部読み終えた。
私の「推理」の結果報告をすると、細部に少し違いはある(たとえば、ジムと「妹」との関係が愛人関係ではなく結婚関係だった、という点。まあノーラとも結婚することでジムは心ならず重婚罪を犯したわけだ。これはキリスト教社会ではかなり重罪、あるいは道徳的に深い罪だろう。何しろ結婚は本来「死が二人を分かつまで」というのがキリスト教の倫理だから。そのアメリカが今や世界一の離婚社会であるのは別の話で、この作品は1940年から1941年にかけての時代の話だ。)が、まあ90点といったところだろう。「手紙」が、偽造ではなく実際にジムが書いたもの(ただし、その殺害予定対象はノーラではなく、その前の妻)という点も違うが、これは別にノーラの偽造としてもさほど変わりは無いと思う。ジムの自筆か偽造か、という点でのクイーンの「正解」は、話を無意味に複雑化しただけと思える。つまり、私の推理の「真犯人」と「トリック」は正解、つまり肝心かなめの部分は大正解だったのである。
ちなみに、この作品のトリックというか、中心的な「謎」は、推理小説の古典であるアントニー・バークリーの「毒入りチョコレート事件」を連想させる。ただし、クイーンのこの作品では、ローズマリーが「うまい具合に」ノーラの持っていた毒入りカクテルを奪い取って飲んだ、という部分が「偶然でしかない」ということを説明していない。つまり誤魔化している。トリックの肝心かなめの部分を説明しない、というのは最低だろう。
まあ、作品を一読しただけで、あとは全体をおおまかに拾い読みしただけだから、私が勘違いしているところがあるかもしれない。だが、自分の推理力はさほど悪くはないな、という自信にはなった。記憶力が悪くなったぶん、分析力や判断力はマシになっている気がする。つまり、枝葉を捨てて幹を見る能力は高くなったようだ。

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