忍者ブログ

「自由主義」とは何か

「自由主義」というのは麻薬的な言葉で、悪魔の囁きと言ってもいい。
人間というのはいつでも自由への憧れ、それも絶対的な自由への憧れを持っているものだ。「絶対的な力への憧れ」と言ってもいい。だが、それで何をやりたいかというと、それがまさに悪魔的なものなのである。
「倫理とは禁止の体系である」という言葉があるが、その倫理というものを踏みにじって、やりたい事をできる力、というのが「絶対的な力」だ。まさに、悪魔になりたいということなのである。嫌いな人間を殺す自由、目の前の女を犯す自由、あらゆる法律を踏みにじる自由。それが究極の自由だ。さらに妄想を言えば、空を飛ぶ自由、月や金星や木星に行く自由。そういう自由をSF作家などは書いてきた。透明人間、不老不死、etc etc。
つまり、自分を縛っているもの、それは法律であり倫理であり、家庭であり、学校であるが、それから自由になりたいというのが「自由主義」の本質なのである。だが、それで自由になるということは、他人の自由や権利や心情や感情を踏みにじることである。誰かが自由になれば別の誰かの自由が奪われる。それを調節する社会的知恵が法律であり倫理であり社会的慣習だ。これは「伝統」という別名がある。
その法律や倫理や社会的慣習を守ろうというのが「保守主義」なのである。
これが自由を求める人間の反発を呼ぶのは当然なわけだ。自由主義が社会的無軌道とほとんど同化するのは当然のことなのである。今のアメリカ社会がその究極の姿だろう。そこでは、低額の窃盗は犯罪ではない(逮捕されない)とする法律すら制定されたのである。(もちろん、州法だ。)そして毎日のように銃によって何人もの人間が殺される。これは銃所持の自由であり、犯人は「他人を殺す自由」を主張したわけである。
もちろん、これは極論だと言われるだろう。だが、本質論とは常に枝葉や飾りを切り落として論じるのであり、極論が当たり前なのだ。


拍手

PR

円安と円高、どちらが国民的メリットか

「馬鹿国民帝国日本の滅亡」から転載。少し省略した。
まあ、書かれた内容すべてに同意するわけではないが、8割くらいは私がこのブログを書き始めた当初から言っていることと同じである。つまり、諸悪の根源は金融資本家、つまりユダ金だということだ。実際、国際金融資本家はなぜかほとんどユダヤ人の血統でもあるらしいのである。
日本社会の崩壊の原因は「年功序列、終身雇用」を廃止したところにある、という視点(この部分は引用記事でも夢人が赤字にしてある。)が興味深い。いずれ考察したい。
ただし、円高で日本企業が衰退したという見方には同意しない。円高は海外産の原料や燃料などを安く買えるわけで、ほとんどの国内企業には(たとえば電気代が下がるなど国民生活にも)追い風だろう。円安だと単に海外投資家(主にユダ金)が日本企業の株を購入しやすくなり、企業買収や経営権強奪に都合がいいだけだと思う。たとえば1ドル=100円が1ドル=150円になれば、手持ちのドル資金の価値が日本では1.5倍になるわけだ。そうした株取引でその会社の株価が上がっても、日本人に利益は何もない。
要は、円高のほうが円安より国家的利益だということだ。

(以下引用)


 


ホントに、日本人は、どこまでバカになれば気が済むのだろう?


 


 


スウェーデンやフィンランドでは、女性閣僚などが表へ出てきて、


 


ロイターのページでもESGだのSDGsだののランキング上位にされているが…


 


実体は、レイプ大国であり、図書館で堂々と麻薬取引が行われている無法の国であり、


 


その国の銀行はマネーロンダリングに手を染め、


 


経営トップは節税のために、ほとんどをデンマークで過ごすなどしている。


 


 


日本のマスコミが、いかに事実と異なる、


 


ほとんどデマでしかない他国のイメージを刷り込んでいることか…


 



 


この記事のリブログは二回目となります。


 


イギリスVSロシアの伝統的な「グレートゲーム」の一環に過ぎない今回のウクライナ戦争…


 


…なのに…


 


世界をスタグフレーションと飢餓に巻き込む大義なき戦争に、


 


かくも世界が簡単に巻き込まれてしまったという恐ろしい事実…


 


これが「格差拡大」、「資本独占」の根本にして最大の問題と言えましょう。


 


 


ほとんど同じようなことをやっているのに米英は「正義」の側で裁く側…


 


「ロシアだけが悪者」という「法の精神」を根本的に破壊するインチキな「制裁」。


 


 


かつて、油を止めて日本に真珠湾を叩かせて、「待ってました」と戦争に参加する…


 


アメリカが、それとまったく同じ手口を使って武器ビジネスで大儲けしているのに…


 


岸田は怒りもせず、窘めもせず、この大義なき戦争に突っ込んでいきました。


 


 


それと、このマスコミの対米隷従ぶり…ケツナメぶりの、なんといやらしいことか…


 


戦争プロパガンダに簡単に茶の間が乗っ取られてしまっているのです。


 


報道ジャックですよ。


 


日本のどこに「報道の自由」があるというのですか?


 


 


書店には、プーチンや習金平に悪口本がごまんと並び、「あいつらを信じるな」キャンペーン。


 


典型的な戦争プロパガンダが、これ見よがしに行われているわけです。


 


 


いったい、これに米国の国防予算のいくらが振り向けられているのでしょうか?


 


 


「信じるな」、「信じられない」というのであれば、戦争しかないってことですよ?


 


 


ところが、中国でも日本でも、その戦国時代、いくらでも「対話・交渉」はしたわけです。


 


先の大戦でも、「信じられない」どうしの米英とソビエトが共謀したわけです。


 


 


問題は、「信じよう」という意志です。


 


どんなエサを与えれば、向こうが裏切ることなく乗ってくるかという、相手に対する理解と交渉の知恵です。


 


 


まったく、そういうことを考えようとしていませんよね?


 


政府も米英も…


 


 


もっとも、バイデンやジョンソンは、あまりにもバカなので、自国内からも批判されてますけどね~


 


 


「陰謀論」の言うところの「ユダヤ」と、これに乗っ取られている米英が進める資本主義…


 


最近は…というか、けっこう前から日本は、この「悪の枢軸」の尖兵となっています。


 


だから、憲法9条が、じゃまでじゃまで、しかたがない。


 


 


100年前に、そうだったように、再び日清日露戦争を華々しくやってほしいのです。


 


 


いまのウクライナのように、


 


「あなた戦う人、わたし支援(武器を売って稼ぐ)する人」というのをやりたいのです。


 


 


この程度の「陰謀」も見抜けないようなマヌケな民族なら、


 


日本人なんて、もうこの世に必要ないです。


 


 


「自由・人権・民主主義」を


 


戦争やハラスメントを正当化する理由にしている鬼畜の国アメリカと、


 


とことん地獄の底まで、転げ落ちていくがいい…


 


 


実際、日本はもう絶賛沈没中…


 


⇒ 大家族はおろか「夫婦と子」世帯すら消滅の危機…全国各地で単身世帯が爆増している日本の行く末


 



 


いわゆる「共通の価値」を信じていくと、国がこうなってしまうのです。


 


もっとも日本の場合の直接の原因は、「年功序列・終身雇用」の崩壊にあります。


 


超円高政策により、日本企業の競争力が激弱化したことで、


 


企業が個人の生活の面倒をみれなくなった、みなくなったことが根本です。


 


企業は生き残りに必死で、部品扱いされる個人のことには冷淡になった…


 


折しも…ホリエモン騒動のあったころに確定した…


 


「会社は株主のもの」というグローバル・スタンダード…


 


 


会社とは「カネの成る木」であり、「金の卵を産む雌鶏」ですよ。


 


それを所有しているのが株主であり、


 


世界の大株主筆頭が、いわゆる「陰謀論」でいう「金融ユダヤ」なのですよ。


 


 


この10年、いっぱい「陰謀論」の類は流布されてきましたが…


 


具体的な支配の構造と、それに対抗する方法を、いったいどこのブログが説いてきたか?


 


 


ときは、いま…キリストが予言したところの「世の終わり」…


 


「サタンがしばらく統治する」時代である…


 


 


それが、日本ではちょうど満州事変のころの世相に当たる。


 


ファシズムの台頭も経済崩壊も、まるで教訓など学んでいないかのように進んでいる…


 


 


いまこそ学べ!近代史!


 


いまこそ備えよ、鬼畜米英の陰謀に!!


 


 


いま、日本人が最も「信じてはいけない」相手は、プーチンでも習近平でもない。


 


マスコミであり、日本政府であり、それを実効支配しているグローバル資本なのである。


 


 


 


 


 

拍手

敵国にエネルギーを依存しながら戦えるのか

記事にするほどではないが、ちょっと面白い情報というか知識なので、ここにメモしておく。
政治や経済の問題では何事にも抜け道はあるものだが、それで割りを食うのは常に庶民である。

(以下「阿修羅」から引用)


19. 2022年5月29日 19:20:34 : 9rweDrwSL2 QnppNC92dllGVk0=[614]  報告
>>6 ウクライナってガス代どうやって払ってんだろうか?

「のっとられたウクライナ2019 監督オリバー・ストーン」によると


ウクライナは、ガスをロシアから直接購入を断念し欧州経由でガスプロムから同じガスを買っている


欧州経由の国が、ポーランド、スロベニア、オーストリア


結果4年で国民は1079%増のガス代払う


この会社の取締役が、ハンター・売電 バイデン大統領の息子

拍手

もう森へなんか行かない

フランス語愛好家のペンギンのペン氏(ペン嬢?)
のサイトから転載。
昔は、歌の意味も知らずに聞くしかなかったが、今はこういうサイトで調べることができる。そういう面ではいい時代ではある。

(以下引用)

森

フレンチポップスの訳詞



もう森へなんか行かない(フランソワーズ・アルディ):歌と訳詞。


フランソワーズ・アルディが1967年に発売したアルバムと同名のシングル曲、もう森へなんか行かない(Ma jeunesse fout le camp)を紹介します。


日本ではドラマの主題歌に使われたので、フレンチ・ポップスとしては有名な曲ですね。


原題の、Ma jeunesse fout le camp は、「私の青春は去っていく」という意味です。fout は foutre という動詞の活用形で、foutre le camp はイディオムで、立ち去る、逃げる、という意味です。

スポンサーリンク

もう森へなんか行かない

物悲しい歌ですね。


それでは訳詞に挑戦!



[Couplet 1]
Ma jeunesse fout l'camp
Tout au long des poèmes
Et d'une rime à l'autre
Elle va bras balants
Ma jeunesse fout l'camp
A la morte fontaine
Et les coupeurs d'osier
Moissonent mes vingt ans

[Refrain]
Nous n'irons plus au bois
La chanson du poète
Le refrain de deux sous
Les vers de mirliton
Qu'on chantait en rêvant
Au garçon de la fête
J'en oublie jusqu'au nom
J'en oublie jusqu'au nom
Nous n'irons plus au bois
Chercher la violette
La pluie tombe aujourd'hui
Qui efface nos pas
Les enfants ont pourtant
Des chansons plein la tête
Mais je ne les sais pas
Mais je ne les sais pas

[Couplet 2]
Ma jeunesse fout l'camp
Sur un air de guitare
Elle sort de moi même
En silence à pas lent
Ma jeunesse fout l'camp
Elle a rompu l'amarre
Elle a dans ses cheveux
Les fleurs de mes vingt ans

[Refrain]
Nous n'irons plus au bois
Voici venir l'automne
J'attendrai le printemps
En effeuillant l'ennui
Il ne reviendra plus
Et si mon coeur frissonne
C'est que descend la nuit
C'est que descend la nuit
Nous n'irons plus au bois
Nous n'irons plus ensemble
Ma jeunesse fout le camp
Au rythme de tes pas
Si tu savais pourtant
Comme elle te ressemble
Mais tu ne le sais pas
Mais tu ne le sais pas



私の青春は行ってしまう(Ma jeunesse fout le camp)


私の青春は行ってしまう
詩の中を
一つの韻からもうひとつの韻へと
腕をぶらぶらさせながら行ってしまう
私の青春は行ってしまう
枯れた泉のもとを
柳の木こりのもとを
木こりは、私の青春を刈り入れる


もう私たちは森へ行かない
詩人の歌
安っぽいリフレイン
へたくそな詩
それは、かつて、夢を見ながら歌ったもの
お祭りで会った少年たちの夢を
名前すら忘れてしまったけれど
名前すら忘れてしまったけれど


もう私たちは森へ行かない
すみれを探しになんか
きょうは雨が降っているから
私たちの足音は聞こえない
それでも子どもたちの
頭の中は歌でいっぱい
でも、私はどれ一つ知らない
でも、私はどれ一つしらない


私の青春は行ってしまう
ギターの音色のうえを
それは私の中から出ていく
静かに、ゆっくりと
それは旅立っていく
私が若かったころの花を
髪につけたまま


もう私たちは森へ行かない
秋になる
私は春を待つわ
退屈の花びらをむしりながら
もう春は戻ってこない
もし私の心が震えたとしたら
それは夜になったから
それは夜になったから


もう私たちは森へ行かない
もう一緒に行かない
私の青春は行ってしまう
あなたの足取りとともに
あなたが知っていてさえくれたら
どんなに青春があなたに似ているかを
でも、あなたは知らない
でも、あなたは知らない

単語メモ

au long de  ~に沿って、~の間中


ballant  (腕、足などが)ゆれている、だらりとした


coupeur   伐採夫


osier  (あみかご用などの)柳の細枝;あみかご用などに栽培される数種の柳の総称


moissonner  収穫する、刈り入れをする


sous  (複数形で)お金
de deux sous  安っぽい、たいして値打ちのない


mirliton  俗謡のリフレイン
vers de mirliton   へたな詩句
☆mirliton は、管の底に羊皮紙や油紙を貼って、声を共鳴させる小さな笛のことです。リームをつめたスティックタイプのパイ菓子でもあります。


effacer  ~を消す、消し去る


à pas lents  ゆっくりとした足取りで


rompu < rompre  ~を断つ、解消する


amarre  (船、飛行機などの)係留用ロープ、もやい(船を桟橋につないでいる網)
rompre les amarres   もやい網を切る、絆/束縛を断ち切る


effeuiller  葉を取る/摘む;花びらをむしる


ennui  退屈、倦怠


単語はちょっとむずかしいですが、文法的にはそんなに難しくありません。mes vingt ans(私の二十歳)は「青春」と訳しました。


恋の終わりとともに、青春も去っていく、それもゆっくりと、といった内容の歌です。

もう森へなんか行かない:ギイ・ボンタンペリ

この曲を作ったのは、ギイ・ボンタンペリ(Guy Bontempelli 1940-2014)というフランスのシンガー・ソングライターです。


彼のバージョンはこちら。

ボンタンペリは語るように歌っているので、こちらのほうがフランス語は聞き取りやすいと思います。


祭りで会った少年たち(garçons)が filles(少女たち)になっています。また、Chercher la violette の chercher は attendre になっています。

もう森へ行かない(童謡)

フランスには、この曲の歌詞に何度も出てくる Nous n’irons plus au bois(もう私たちは森へ行かない)というタイトルの童謡があります。


フランスの子供は誰でも知っている歌なので、ギイがこの曲を作ったとき、童謡のことも頭にあったと思われます。


こちらはいたってのどかな歌です。

童謡なのでいろいろな歌詞がありますが、動画の歌詞を訳しておきます(字幕が少し間違っている箇所があります)。


Nous n’irons plus au bois,
Les lauriers sont coupés.
La belle que voilà,
la laiss’rons-nous danser?


私たちはもう森へ行かない
月桂樹が切られてしまった
美しい娘がやってきた
彼女にダンスをさせる?


☆Entrez dans la danse,
Voyez comme on danse,
Sautez, dansez,
embrassez qui vous voudrez.


ダンスに入って
私たちが踊るのを見て
跳んで、踊って
キスをしたい人にキスをして☆


La belle que voilà
la laiss’rons-nous danser ?
Mais les lauriers du bois,
les laiss’rons-nous faner ?
Mais les lauriers du bois,
les laiss”rons-nous faner ?
Non, chacune à son tour
ira les ramasser.


美しい娘がやってきた
彼女にダンスをさせる?
でも、森の月桂樹は
しおれたままにするの?
でも、森の月桂樹は
しおれたままにするの?
いいえ、娘たちが順番に
拾い集めます


☆~☆ 繰り返し


Non, chacune à son tour
ira les ramasser.
Si la cigale y dort
ne faut pa la blesser,
Si la cigale y dort
ne faut pa la blesser,
Le chant du rossignol
la viendra réveiller.


いいえ、娘たちが順番に
拾い集めます
そこでセミが寝ていたら
傷つけてはいけません
そこでセミが寝ていたら
傷つけてはいけません
ナイチンゲールの鳴き声が
セミを起こすでしょう


☆~☆ 繰り返し


Le chant du rossignol
la viendra réveiller.
Et aussi la fauvette
avec son doux gosier
Et aussi la fauvette
avec son doux gosier
Et Jeanne la bergère
avec son blanc panier.


ナイチンゲールの鳴き声が
セミを起こすでしょう
ハッコウチョウも
やさしく鳴いて
ハッコウチョウも
やさしく鳴いて
羊飼いのジャンヌも
白いかごを持って


☆~☆ 繰り返し


Et Jeanne la bergère
avec son blanc panier
Allant cueillir la fraise
et la fleur d’églantier,
Allant cueillir la fraise
et la fleur d’églantier,
Cigale, ma cigale,
allons il faut chanter
Cigale, ma cigale,
allons il faut chanter
Car les lauriers du bois
sont déjà repoussées


羊飼いのジャンヌも
白いかごを持って
いちごと
野ばらの花をつみます
いちごと
野ばらの花をつみます
セミ、私のセミ
歌を歌わなければ
だって、森の月桂樹は
もうまた生えたのだから


拍手

保守主義と自由主義への印象

物事はやはり根本を考えないといくら考えても「多岐亡羊(道が多すぎて逃げた羊が行方不明になる)」かと思う。
我々の日常の思考はわりと単純な問題が多い(ネジを回すのにプラスドライバーを使うかマイナスドライバーを使うかの類)のだが、政治や社会の問題はそうはいかない。それで根本を無視した思考を重ねても、まったく無意味な「下手の考え休むに似たり」となるしかないだろう。

たとえば、アメリカの「共和党」の「共和」とは何か、何度調べても私の頭には入ってこない。これは訳語が悪いと思う。あるいは「寡頭政治」とか「寡頭権力(勢力)」などもあまりピンと来ない言葉だ。特に「寡頭権力」を「ディープステイト」の意味で使うのはどうかと思う。要するに「表の政治の裏側から政治を動かしている、政治の実権を持つ連中」なのだから、やはり「ディープステイト」がベストの言葉だろう。その頭数が単数か複数かが問題なのではないのだから「寡頭」という言葉は無意味だと思う。まあ、本来の意味とは違うが「僭主」というのが「ディープステイト」に近いかと思う。つまり、「本来は君主である資格が無い支配者」である。ただ、「僭主」は表に出るが「ディープステイト」は裏に隠れている。つまり、「僭主」ではなく「潜主」かwww

あるいは、何度も書いているが「地政学」という言葉も、単に「戦略」とか「軍事的思考」と言うべきだろう。政治や軍事が地理と密接な関係を持つにしても、それがすべてではないし、軍事では地理的要件など長距離兵器や大量破壊兵器があれば簡単に無意味化されるはずだ。「大陸国家」とか「海洋国家」だとかの大別は今はほとんど無意味なのではないか。「ハートランド」「リムランド」という言葉の示すような世界地図全体を大きな視点で見る思考も現代人には常識であり、事々しく言うこと自体が19世紀的(帝国主義時代的)思考だと思う。
ただ、国境が隣接していると揉め事が起こりやすいのは昔も今も変わらないわけで、それを利用しているのがDSである。つまり、「国境があるから紛争が起こる。だから国境を無くし、カネ、物、人の移動を自由にしよう。何なら世界政府を作ろう(その支配者には我々がなるけどねww)」というわけである。EUがその実験室で、その加盟国の間で貧富の格差はむしろ拡大し、固有文化が衰退しているのは言うまでもない。

さて、ここで根本を考えようと最初に考えていたのは「保守」あるいは「保守主義」という言葉と思想である。
その「保守」の対義語は「革新」であるが、たいていの人の頭の中では保守の対義語として「自由」という言葉も連想されるのではないか。特に現在の政治状況では「保守主義」に対立するのは「革新」というより「自由主義」だろう。つまり「規制の撤廃」だ。これは近年の日本の政治では野党よりもむしろ自民党がやってきたものである。特に小泉政権以降の自民党が、(と後に維新も加わって)さまざまな自由化(規制緩和。たとえば契約社員の職種の拡大)を行い、それによって庶民生活が圧迫され貧困の一途をたどったことは言うまでもない。
まあ、それらの自由化を「革新」と言ってもいい。問題はその「革新」が誰のため、何のために行われたのか、国民はずっとつんぼ桟敷に置かれていたことである。中には「革新」だから良いのだろう、「自由化」なのだから良いことなのだろうと呑気に考えていた国民も多かったのではないか。私が非常に危険視するのが、そういう「言葉の魔術」なのである。

なぜ「保守」はダメで、「革新」や「自由」はいいことだ、という印象を人々は持つのか、というのが私がここで問題としていることだ。
だが、文章が長くなりすぎたので、稿を改めて考察したい。


拍手

下位人類(生産者層)が消滅したら上位人類(支配者層)はどうして生きられるのか

「ナカムラクリニック」のNOTE記事の一部だが、この離島に住む女性(非常に知的な女性であることが文章から分かる。)の呈した疑問は、私自身も漠然と疑問に思っていたことだが、「まあ、そこには何かの理屈があるのだろう。だって、世界を支配するカネと政治力と頭脳を持った連中なんだから」とか考えて、すぐにその疑問が頭から消えた(頭から追い払った)わけだ。そこが私のダメなところだ。
まあ、少数の「機械を操作する奴隷」と膨大な機械があれば生産活動は可能だと連中は考えているのかもしれないが、自分で畑を耕したことも無い馬鹿たちの考えそうなことである。

(以下引用)どうでもいい事だろうが、下の写真のキッシンジャーの顎の先端が異常な形である。これは何を意味するのだろうか。


画像5


ある離島に住む女性から手紙をいただいた。
「いつも貴重な記事をありがとうございます。
疑問なのですが、地球の人口を管理している人は『ワクチンで無駄飯食いの頭数を減らす』と言っていますが、これはなぜでしょうか?
いや、『なんて残酷なことを!』とか批判しているわけではありません。純粋に、疑問なんです。
だって、彼らが超大金持ちなのは、彼らのいう『無駄飯食い』のおかげなわけでしょう?私たちが経済活動をして、そこから税金だ何だとむしり取ったおかげで裕福でいられる。無駄飯食いを殺しちゃったら、彼らの収入が減ってしまいます。
私たちがピラミッドの底辺だとして、下がなくなれば、上も上じゃなくなる。だから、なんでわざわざ下々の民を殺しちゃうのかなって。不思議なんです。
私は人口数百人規模の離島に住んでいます。先生、人が少ないってどういうことか、想像したことがありますか?人が少ないところで生活するのは、ものすごく大変ですよ。
島に住む人の大半はダブルワークをしないと生活できません。電気や水道、道路なんかのライフラインの維持も、業者がいないので、自分たちでやらないといけません。
いくつかの小さな会社がありますが、重要なポストに優れた人材を置くことも難しいです。そもそも「人がいない」ので、無能な人だと全員が知っている人だとしても、その人に任せるしかない。そんな状況が頻発します。
バカなミスを繰り返して、まったく進歩がない。あらゆるサービスが低下して、住民はうんざりしていますが、受け入れるしかない。嫌なら自分でやるしかない、って世界です。
小さな村社会ですが、気の合う人もいれば合わない人も当然います。嫌いな人に頭を下げて頼むしかないときもあります。
先生、「人が少ない」というのは、先生の想像する以上に大変なんです。
都会の人は、なぜ都会に人が集まるのか、分からないでしょう。離島暮らしの私には、その理由が嫌というほど分かります。人が都市に集まるのは、そのほうが生活が圧倒的に楽だからです
だから私は、ワクチン騒動の目的が人口削減だと聞いても、それ以上の“何か”が本当の目的じゃないか、って考えてしまいます。
支配者層も、人が少ない世界がどれほど不便なことか、分からないはずはないだろう、って思うんです。
魂は永遠で輪廻転生を繰り返すから、仮に死んでも次がある、と気楽に考えるようにしています(笑)自分にできるちっぽけなことを、コツコツやっていくしかないんだなって」

拍手

力は正義か

気になったニュースをふたつ転載するが、無理にふたつを結びつけるつもりはないし、何かを論じるつもりもない。そう思っていてもつい「論じる」のは私の癖だが、書いた動機は単に今の「世相」を示すニュースだな、と思ったことだけだ。
引用1ではこの「懲罰」のランニングが1時間半も行われたということが問題で、これはフルマラソンを走るくらいの時間だろう。それ自体生命に危険な行動(処分)である。その後の処置もかなり雑で、監督やコーチの「上から目線」を感じる。これはどの運動部でも共通する体質だろう。つまり「必要悪」と見做されるものだろうが、監督やコーチの「権力的行為」は本当に「必要」なのか、どこまでが許容されるのか、ともう一度考えるべきではないか。
「引用2」では「正義厨」という言葉の悪意を感じる。つまり、正義心を持つのは「中二病患者」だという嘲笑である。まさに今の日本社会の道徳的退廃が顕在化しているのではないか。FLASHの記事の書き方自体が、暴行犯の自衛隊員の発言(当然、自己弁護となる)を中心にしており、意図的誘導を感じる。

(引用2)

自衛官「優先席注意」で高校生を馬乗り暴行…ネットでは「正義厨の注意ダメ」と悲しい2次被害も


配信

コメント1312件
  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
SmartFLASH

事件が起きた札幌の地下鉄南北線



(引用1)

「罰」でランニング、トレーナーが救急車進言も監督応じず 岐阜協立大、関係者証言


配信

コメント728件
  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
岐阜新聞Web

部員がランニング中に倒れたとされる一塁ベース付近=26日午後0時25分、大垣市北方町、岐阜協立大野球場




拍手

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

最新CM

プロフィール

HN:
酔生夢人
性別:
男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

ブログ内検索

アーカイブ

カウンター

アクセス解析