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富野由悠季自身による「ガンダム世界の否定」

私は耳が悪いし、誰かがしゃべるだけの動画も嫌い(いつ、どこで重要な話が出るか分からないので、全部見るしかなく、とてつもない時間の無駄になる)なので、下の動画も見てはいないが、その紹介動画だけ自動的に流れたのを見ると、非常に重要なことを富野氏は言っているようだ。第一に「宇宙開発(宇宙移住)は不可能である」ということ。これは、「距離の問題だ」という、当たり前の話である。何光年もの彼方に人類が移住できる環境の星が見つかったとして、そこまで到達するには膨大な時間がかかる。つまり、現在の地球人口の削減にはまったく役立たない。(火星あたりが移住可能な星だというわずかな可能性もあるかもしれないが、それが実現するのは何世紀も後だろう。)そして、第二に、コンピューターを神のように崇めることの誤り。詳しく見る余裕は無かったが、おそらくコンピューターは「人間的思考」をしないということだろう。簡単な話、社会的に不要な人間(労働力として勘定に入らない人間)や罪人はすべて殺処分や死刑にすればいい、とういう「解答」を出しても不思議ではない。まさにWEFや、その走狗のノヴァ・ハラリ的思考である。
まあ、要するに、富野自身が人類の宇宙移住という「ガンダム的世界観」を完全否定しているわけである。
動画の断片的視聴をしただけなので、上に書いたことはすべて大間違いであるかもしれないが、貴重な動画であることは確かだろう。自分の最大の創造物を否定する思考の強靭性に感心した。私は「ガンダム」(ロボットプロレスアニメ)嫌いで、「オリジン」とファーストガンダム以外は見ていないが、作品と作者は別のようだ。

(以下引用)

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日本は「北大西洋」に存在した? www

まあ、マクロンの言っているのは当たり前のことだが、なぜロスチャイルドの番頭(彼は政治キャリアがほとんど無いまま大統領になっている)がこういう発言をしているのかが不明である。

(以下引用)

仏、NATO日本事務所に反対 マクロン氏、事務総長に伝達


配信

共同通信

6月、モルドバで記者会見するフランスのマクロン大統領(ロイター=共同)





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心の死刑宣告(1)

私の別ブログに載せていたヘミングウェイの短編の翻訳(私の訳で、もちろん、間違いだらけだろう)をここにも載せておく。夏向きの爽やかな(か?)短編なので、この季節にふさわしいだろうからだ。題して「心の死刑宣告(潮の変わり目)」という。全5回の予定である。

今時の若い人はヘミングウェイなど読まないだろうから、彼の作品の中であまり知られていないものを、私が「超訳」してみようと思う。前に、「踊るドワーフ」でやったみたいな奴だ。知らない英単語は辞書を引くかもしれないし引かないかもしれない。おそらく原作の版権は切れていると思うが、切れていないかもしれない。まあ、わざわざ日本語訳まで調べはしないだろう。
作品は「THE SEA CHANGE」という、原書で5ページほどの短編で、日本語ではどういう題で訳されているかは知らない。「潮の変わり目」かもしれない。何ということもない若い男女の痴話喧嘩で始まる短編だが、その一方にとっては、まさに人生の潮の変わり目かもしれない或る出来事と、その周辺の日常的風景の対比の残酷さが面白い作品だ。
少し、内容を露骨に表しすぎる題名だが、「心の死刑宣告」という題名にしておく。「夏の終わり」というのも詩情があっていい。もちろん、「終わり」は季節の終わりだけではなく、別の何かの終わりも意味している。


   「心の死刑宣告」


「分かったよ」
若者が言った。「それでどうだい」
「いやよ」少女が言った。「できないわ」
「やる気が無いってことだろ」
「できないって言ったの」少女は言った。「そう言ったじゃない」
「そりゃあ、やる気が無いって意味だろ」
「いいわ」少女は言った。「何とでも好きなように取ればいいわ」
「そういう問題じゃない。俺はそうしてほしいんだ」
「しつこいわよ」少女は言った。

朝の早い時間で、カフェの中にはバーテンと、隅のテーブルで向かい合っている若い二人以外には人がいなかった。今は夏の終わりで、その二人は日に焼けており、パリの街では場違いに見えた。少女はツィードのスーツを着て、肌はなめらかな金褐色をし、そのブロンドの髪は短くカットされ、額の周りを美しく飾っていた。若者は少女を見た。

「あの女、殺してやる」彼は言った。
「お願い、やめて」少女は言った。彼女の腕はほっそりとし、日に焼けて美しかった。彼はその腕を見た。
「やってやる。神に誓ってな」
「あなたが不幸になるだけよ」
「ほかにやりようがあるか?」
「何も思いつかないけど、本気なの?」
「言っただろ」
「だめ、本当に、だめよ」
「自分でも分からないんだ。どうすればいいのか」彼は言った。少女は彼を見て、手を伸ばした。「可哀そうなフィル」彼女は言った。彼は彼女の腕を見たが、その腕に触れようとはしなかった。

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最高血圧142で高血圧www

いや、最高血圧平均が142の人たちが「高血圧患者」とされているのが驚きなのだがwww
「ふふふ、奴らは我ら高血圧症組の中で最弱の連中よ」「わしは170じゃ」「わしは190じゃ」「わしは200じゃ」

(以下引用)写真が意味不明だが、そのまま載せる。ラットか、フクロウか? 脳か?



       
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体を上下動させて脳に適度な衝撃を与えることで、高血圧が改善するとの研究報告を、国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)などが発表した。軽いジョギング程度で得られる衝撃に相当するという。
成果をまとめた論文が7日、国際科学誌に掲載される。

 高血圧の患者は、国内に約4300万人とされる。減塩や禁煙などに加え、適度な運動も予防や改善につながる。ただ、なぜ運動すると血圧が下がるのか、詳しくは分かっていない。

 沢田泰宏・同センター臨床研究開発部長らの研究チームは、座面が上下に動く椅子を製作した。研究では、20~80歳代の高血圧の27人に、週3日毎回30分、この椅子に座ってもらい、軽いジョギングと同程度の衝撃を脳に与えた。開始前の最高血圧は平均142だったが、1か月続けると同133まで低下した。

 チームは、ラットの実験で、頭を上下させることで、脳内の体液が動くなどして血圧が下がることを突き止めていた。人の脳でも同様のメカニズムが起きたとみている。

 小川渉・神戸大教授(糖尿病・内分泌内科)の話 「運動が続かない患者でも、脳に適度な衝撃を与えれば、血圧が改善できる可能性を示した成果で、興味深い。治療に生かすには、大規模な臨床試験などでさらなる検証が求められる」

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d589ba821f5042cca09a9017840b4857dfc2a30

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自閉症者は殺されるべきか

「自閉症」は精神障害(病気)とされているが、その多くは単に精神的傾向(気質)でしかないと私は思っている。つまり、克服可能だし克服する必要も無い。むしろ、上辺だけの社交性で世間を泳ぎまわっている連中より精神の深度が深く、思索に優れている傾向すらあるかもしれない。昔の隠者や聖者、宗教者にはその種の人が多かったはずだ。たとえば鴨長明や吉田兼好など。そして、隠者的生活は、幸福にもつながることがあるのも当然である。自分を不快にする他者がほとんど存在しないのだから。(私は「自閉症」の医学的定義を知らないので、ここに書いた内容は的外れかもしれない。まあ、私は「精神病」とされているものの大半を疑っているのだが。クラウス・シュワッブやビル・ゲイツなど、ほとんどのサイコパスは、社会で大きな顔で生きているのである。)

(以下引用)

オランダで、自閉症や知的障害の人たちへの「合法的な安楽死」が大規模に進行していることが英国の研究で明らかに

地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/netherlands-doctors-are-euthanizing-people-with-autism/
<転載開始>

オランダで2001年4月に議会上院で安楽死合法化の議論が始まった頃、
ハーグのオランダ政府庁舎の外で祈る抗議者たち (2002年に可決される)。nypost.com

オランダ版 T4作戦が粛々と進行中

現在、カナダと欧州のいくつかの国では、「政府主導の安楽死」が、大変に増加しています。


カナダについては、2022年の以下の記事で書いたことがあります。


[記事] 異端が排除される狂気の時代に、カナダの新しいT4作戦による大量死を眺め見て、さてそれをどう感じるか
 In Deep 2022年12月21日


 


カナダでは、「国民の総死亡数の 3.3%が安楽死によるもの」という段階にまでなっていますが、デイリーメールには以下のようにありました。カナダの安楽死幇助プログラムには「 MAiD 」という名称が正式につけられています。


(英デイリーメールより)


> 世界で最も寛容な政府の自殺幇助プログラムを利用するカナダ人の数が増加し、昨年だけで 10,000 人以上になったばかりだ。

> この数字は、死亡したカナダ人の総数の 3.3%に相当し、前年から 32.4%増加した。

> 実際、カナダの安楽死法は非常に寛大であり、病状が末期である必要はない。

> カナダ政府は、その MAiD を精神障害者、さらには潜在的に子供にまで拡大しようとしており、ケベック医科大学は重病または障害のある新生児の安楽死を合法化するよう求めている。


dailymail.co.uk



もともとは、末期的な病気などで延命できない人たちへの安楽死政策という名目だったものが、今回報じられた報道では、


「自閉症や知的障害の人たちが多数、安楽死させられている」


ということが英キングストン大学の調査でわかったというものでした。


先ほどリンクしました In Deep の記事に出てきました、ナチスドイツの T4 作戦 (知的障害者たちを組織的に殺害した案件)と同じことが、カナダでは「紳士的に」行われているということのようです。


こういうことに対しての評価はさまざまでしょうし、私も特に論評するつもりはないですが、T4作戦当時なら「殺されていた側」にいた子どもだった私としては報道に反応する傾向はあります。


なお、オランダで安楽死が合法化されたのは 2002年だそうです。


英国の研究を報じていた米ニューヨークポストの記事をご紹介します。

研究によると、オランダの医師たちは自閉症や知的障害のある人々を安楽死させている

Netherlands doctors are euthanizing people with autism, intellectual disabilities: study
NY Post 2023/06/29


自閉症やその他の知的障害のある複数のオランダ人たちが近年、医師が彼らの苦しみが通常の生活へ戻るために治療不可能な障害であると判断した後、医師による自殺幇助によって死亡したことが研究者たちによって判明した。


オランダの安楽死事象に関するキングストン大学の調査によると、2012年から 2021年にかけて、オランダでは自閉症または知的障害者と自認する 40人近くが合法的に安楽死された。


自らの希望で殺害された 30歳未満の 5人が、自閉症を自らの命を絶つ決断の唯一または主な理由として挙げていることが英国の研究で判明した。


こうした事例を受けて、専門家たちは、医師が自殺志願者に致死注射をして殺害することを認める法律が、2002年に可決された当初の意図から大きく逸脱しすぎているのではないかと疑問を呈している。


ベルギーのゲント大学の倫理学者で公衆衛生教授のカスパー・ラウス氏は、医師による自殺幇助が合法であるオランダとベルギーでは、過去 20年間で医師による自殺幇助を求める患者のタイプが大きく変化したと述べた。


オランダが安楽死を合法化した最初の国となったとき、議論の焦点は自閉症患者ではなく、がん患者に集中していたとラウス氏は語った。


患者が安楽死の対象となるには、「耐えられない」肉体的または精神的苦痛を引き起こす不治の病を患っているなどの厳しい要件を満たす必要があるが、最終的に誰が安楽死の対象となるかを決めるのは医師だ。


オランダ政府の安楽死検討委員会によると、この研究が焦点を当てた、この約 10年間で、オランダでは 6万人近くが安楽死を決意したという。同委員会は透明性を高めるため、これらの死亡のうち 900件に関する文書とデータを公開した。


キングストン大学の研究者はこれらの 900例を調査し、そのうち 39例が自閉症または知的障害を持っていたことを発見した。39人のうち 18人は 50歳未満だった。


患者の多くは、耐え難い孤独を含め、精神的、身体的、加齢に伴うさまざまな病気を自らの命を絶つ理由として挙げている。


しかし、8人は苦しみの唯一の原因として、社会的孤立、対処法の欠如、変化に適応できないこと、刺激に対する過敏症など、知的障害に関連する要因を挙げた。


報告書の主執筆者の一人であるキングストン大学の緩和ケア専門家アイリーン・タフリー・ワイン氏は、自閉症者の命を終わらせることの倫理に疑問を呈した。


「これらの人々が苦しんでいたということは私の心の中には疑いの余地がありません」と彼女は言った。「しかし社会のほうから、彼らを助ける方法はない、死んだほうがましだというメッセージを送ることは本当にそれでいいことなのでしょうか」


研究で引用された 8人のうちの 1人は 20代の自閉症の男性だった。記録によると、彼は幼少期から不幸を感じており、定期的にいじめを受けていたと報告した。


この男性は「社会的な接触を望んでいたが、他の人とつながることができず」、「何年もこの道で生きなければならないのは忌まわしいことだった」ため、最終的には死にたいと決心した。


研究によると、オランダの医師たちは症例の 3分の 1で、自閉症や知的障害のある人に「改善の見込みはない」と判断したという。


ケンブリッジ大学自閉症研究センター所長のサイモン・バロン・コーエン氏は、こうした障害を持つ人々が自らの命を絶つという決断を十分に理解していないのではないかと懸念した。


同氏は、彼らがさらなる支援を提供されず、代わりに安楽死させられたことは「受け入れられることではない」と述べた。

 

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気温33度での体育の授業

リレーというのは「全力疾走」が前提であり、気温33度でやらせるものではない。昔ならともかく、現代では常識だろう。

(以下引用)

【速報】小学校で熱中症か「体育のリレー中」児童17人が気分不良訴え12人搬送 大阪・東成区


配信

MBSニュース

「神路小学校」(大阪市東成区)



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国家が他者に依存する危険性の自明さが見えないことの危険性

「大摩邇」所載のV・コールマンの記事の一部だが、Brexitは、英国民が最後に体験した、あるいは成功した「民主主義的決定」だと思う。その結果の如何を問わず、民意によって政治が決定されるという、稀有な事例になったからだ。その後、どこかの国の政府が国民投票で政策を決定した事例を私は知らないので、このBrexit国民投票は、支配層にとっては痛い経験だったのだろう。
なお、ついでにNatoexit(脱Nato)をやっていれば、英国の経済破綻と国家衰退は防げたと思う。当たり前の話だが、国家の独立性は「他国との連合や同盟的条約」で毀損されるのである。日本の第二次大戦での破滅は三国協商が最大の原因だろう。そして現在の国家衰退が宗主国による搾取と命令によるものであるのは言うまでもない。国家の基本は国家独立であるのは当然だ。

(以下引用)


16. 国連が設置した特別委員会が、世界のすべての問題は気候変動とBrexitが原因であり、Brexitに投票した人は罰せられなければならないと決定したと誰かが発表するのを待っている。


17. イングランドの道路標識には、以前のようにマイル単位で距離が表示されなくなった。道路標識の責任者である公務員が、私たちがEUに復帰することを確信しており、今後すべての標識にキロメートル単位の距離を記載できるようになったからだと私は推測している。




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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
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趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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