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健康は自分で守るもの

かなりな独断や偏見、思い込みの激しい印象の記事だが、すべて「本人の実体験」である貴重な記事である。こういう記録こそが重要なのである。
法律を改正して、「無資格医者」を許容したら、案外社会の医療体制は充実するのではないか。つまり、江戸時代に戻るわけだ。そうしたら、無資格医者でも治療実績の高い医者が評価され、有資格医者でもヘボ医者は淘汰される可能性が高い。
医学というのは結局は治療事例の集積であって、西洋医学の「劇的な効果」は「危険な薬物」の使用と、その失敗事例の反面でもある。そして、常に新薬が使われ、失敗事例が秘匿される。どのような薬物でも必ずと言っていいほど副作用がある。(私がかつて経験し、今もその影響が残る横紋筋融解症は、私の調べと体の様子の勘案では、ほぼ確実に、当時医師から指示されていた降圧剤の副作用だった。)まあ、家庭常備薬の類は、その危険性が非常に少なく、穏やかでも効能はあることが長年の国民的治験で実証されているわけだ。

(以下引用)




 私は、16歳のころ、学校行事で北アルプス焼岳に集団登山したのを皮切りに、すっかり山歩きにはまってしまって、20~40代は、年間50回近くの山歩きを続けた。雨だろうが大雪だろうが、山を歩かなければ気分が悪いという中毒だ。

 おかげで1990年頃には、日本百名山を完登してしまった。
 だが、山歩きで健康になったかといえば、必ずしもそうでもない。第一に、異性との交際機会を失っていたので、もう墓場が近い今に至るまで一度も結婚したことがない。
 性欲はあるので、裏世界で金の力を借りて欲求を満たすことはした。
 自分ながら、人としての社会的使命を忘れた、ろくでもない人生だったと思う。

 私は、20代前半は東京近辺にいて、ベ平連シンパだったので反戦デモには積極的に参加していた。
 だが、健康など顧みたことはなく、自分の好きなものを食べて、酒を飲んで転がって布団もかけずに寝るという生活だった。
 立川にいたときは、北口に在日の大衆食堂があって、そこのねーちゃんから「モツライスのにーちゃん」と呼ばれていたくらい、もつ煮込みライスしか食べなかった。

 だから40代になると当然、高尿酸症から痛風発作を繰り返すようになった。
 普通は足の親指に発作が起きるのだが、私の場合は、長年の山歩きで膝に負荷がかかっていたので、突然、片方の膝が真っ赤に腫れ上がって激痛で歩けなくなるという症状が出た。
 近所の医者や病院を7軒も回ったが、どこでも原因不明の診断で、痛み止めと抗炎症湿布剤で終わり、なかにはステロイド注射をした医師までいたが、完全な逆効果だった。

 これが痛風発作であると分かったのは、山仲間の石川外科医師の指摘だった。長年、の外科医としての経験から、痛風が、体内のもっとも負荷が大きく、組織が壊れ始めている箇所に発症するもので、決して足の親指だけではないことを認識していたのは、石川医師ただ一人だった。
 これが、医学というものの本質的な欠陥を思い知らされる端緒となった。

 痛風も、サイトカインストーム(免疫暴走)の一種である。この特徴として、激しい炎症が暴走する箇所は、ただ一箇所だけで、同時に複数で起きることはない。
 人の炎症性疾患が命や生活に重大な影響を及ぼす正体は、このサイトカインストームであることを知っておいた方がいい。
 https://biken.yawaraka-science.com/qa/detail/111

 これにステロイドを注入したりすると、一時的に効果があっても、後に深刻なリバウンド現象が起きて、患者を殺してしまうことも珍しくない。
 だから、「炎症はなんでもステロイド」という先入観念の医師は信用すべきではない。

 それにしても、私が痛風で分かったことは、多くの医師が痛風という、非常にありふれた病気を正しく診断する能力がなかったということだ。
 私が凍結スリップ事故で入院した東濃厚生病院の整形外科、磯部医師(2011年当時)は、足の親指が真っ赤に腫れ上がって変形しているのを見ても、「痛風かどうかわからない」と言い放ち、アロプリノールの処方さえ拒否した。

 それだけでなく「態度が悪い」と決めつけて、鎖骨を四箇所複雑骨折して緊急手術が必要な私を病院から追い出した。おかげで、私の肩は、その後治癒することなく、大関雅山のようなひどい偽関節になってしまった。
 これが、私が医療全般に対して強い悪感情を抱く、最大の決め手になった。

 他にも、医療に対して強烈な不信を抱くことは複数回あった。
 私は、医療というものが、人を救うかのように装いながら、医師の名誉欲や金銭欲など、たくさんの不純な要素にねじ曲げられ、患者の苦しみに寄り添って問題を解決してくれる「赤髭医」は、たぶん数百名に一人もいないのではないかと確信するようになった。
 
医療は、患者を治すためにではなく、医師が自分の技量を患者に見せつけるためのもの、あるいは、最適医療を目指すよりも、金儲けを狙って、必要のない処方料、手術料を得るための手段に成り下がっているように思うしかなかった。
 もちろん、すべての医師がそういうわけではないが、「赤髭医哲学」を持っているような人物と出会ったことは非常に少なかった。

 以来、私は、「本当の医療とは何か?」という命題を、自分の健康に照合して考えるようになった。
 医師たちは医学教育カリキュラムのなかで、医療とは、「確定診断と投薬と手術」だけであるように洗脳されているとしか思えない。

 だが、私が自分の病気と健康を長年向き合って得た結論は、医療の本質は、ホメオステーシス=恒常性維持機能であり、自分の本来持っている力で自分を救援することが医療の本質であると確信するに至った。
 だから、私は中央アルプスの単独沢登りで事故を起こして骨折したときも、救援を求めず、岐路のバスで他の乗客が恐怖するような異様な姿で帰宅し、訪ねてきた母親を驚愕させたが、ホメオステーシスを信じて、医者には行かなかった。

 2012年に、未だに原因が分からないユスリカの大量発生があり、私は激しいアレルギー性呼吸障害を起こし、2014年には、肺線維症(IPF)の特徴を持った呼吸音になってしまった。
 ネットで調べてみれば、ベルクロラ呼吸音が出た間質性肺炎(IPF)患者の余命は、最大で発症から5年と書かれていた。普通は3年くらいで死んでしまう。
 当時、富士山を2時間で登れる心肺能力のあった私の呼吸機能は、半分以下に落ち込み、わずか数メートルの階段を上がるにも、激しい息切れを起こすようになっていた。

 だが、医療を信用していなかった私は、IPFの医療マニュアルを読んで、ますます、これで医療に頼ったなら殺されると確信した。
 その公式治療マニュアル=プロトコルには、X線CTスキャナーと、X線平板撮影、っそして肺穿刺細胞診がなければ確定診断として認めないと書かれていたし、治療手段としては、最初にステロイド、そしてピルフェニドン、ニンテダニブなどが挙げられていた。

 IPFを診断するのに、X線CTや肺穿刺が必要だとは思えなかった。ベルクロラ呼吸音だけで十分なのだ。
 なぜ患者に強烈な負荷を与える確定診断が必要かといえば、それは医師の理論的関心と名誉のためであって、患者の治療のためではないと考えられた。
 また、呼吸リハビリよりもステロイドを重用する医療にも大きな疑問があった。ニンテダニブのような医薬品を投与するよりも、呼吸トレーニングを重視した方が、間違いなく患者の延命を実現できるのだ。

 IPFの死亡症例を調べてみると、大半がサイトカインストームによるもので、そのきっかけの多くが肺穿刺細胞診だったし、おそらくステロイドリバウンドが多く含まれているように思えた、
 私は、放射線生物学を学んでいたし、30ミリシーベルトにおよぶCTスキャン被曝が激しい不可逆的炎症を起こしている患部に与える影響を考えれば、どうみても、無益な診断治療が患者を殺しているようにしか見えなかった。

 そこで私は医療を拒否し、ホメオステーシスに依存した自家治療の方針を立てた。
 まず、外国の治療プロコトルなどを調べてみて、本当に効果があるのは「呼吸トレーニング」であると確信し、毎日歩くことで、呼吸機能を活性化させる方針を選択した。
 幸い、私の住む中津川市には清浄な大気のなかで歩ける森林浴コースが無数にあった。

 私は毎日1~2時間、歩数にして7000~10000歩程度、標高差が100~200mのハイキングコースを選んで、よほどの風雨降雪日を除く年間350日ほどを呼吸トレーニングにあてた。
 呼吸トレーニングとはいうが、やることは思い切り呼吸し、思い切り排気するだけのことだ。深い呼吸ほど効果が強いと思われた。

 このおかげで、ブツブツバリバリと蜂巣肺特有の呼吸音と、小さな空咳が絶え間なく出ていた苦しい状況を脱することができた。
 その後の体験のなかで分かったことは、肺にタンが分泌されることの意味は、炎症を起こしている患部を守るためにタンが出ることだ。
 もしもタンが出なければ、炎症が加速し、必ずサイトカインストームが起きる。
 だから、タンを咳によって排泄するのは良いが、意図的に除去すべきではないと思う。

 サイトカインストームを抑止するには西洋医薬品よりも、漢方の方が圧倒的に効果がある。なかでも肺の炎症には葛根湯に強い効果がある、サイトカインストームを抑止できたとの論文が多数ある。
 私は、咳に苦しむときは、葛根湯に依存するようになった。

 数年間、毎日歩いているうちに、肺胞細胞による呼吸能力はどうしても回復しなかったが、いつのまにか肺線維症の独特の呼吸音と辛い空咳は消えていった。
 また血中のヘモグロビン濃度が高まることで、潜水のプロのように、呼吸をとめて血中酸素だけで仕事ができる長さが大きくなっていることを自覚できた。
 さらに、肺胞細胞以外の呼吸の連携が洗練されてゆき、全体として呼吸が楽になり、坂道を登るような作業も、それほど苦痛が伴わなくなった。

 IPFの治療報告によれば、本来2018年頃には死ぬはずだった私は、全然ピンピンしていることで、私は呼吸トレーニングを主体とした自家治療法が正しいことを確信した。
 しかし、険しい山道を登ったり、強い筋肉労働をしようとすると相変わらず、激しい息切れが続き、肺胞細胞回復の兆しはなかった。

 2023年を迎え、私はIPF発症から9年前に達した。私の調べた範囲で、IPF患者が延命した最大年数は10年なので、もう近くなった。
 今年に入って、3月頃から、急激に症状が悪化し、わずかな動作でも激しく息切れを起こすようになり、自分の死期が近づいたことを悟った。
 このときは、中国から黄砂が大量に飛来したのだが、これが原因だったようだ。
 次に9月頃にも、中国で放射能炭で火力発電所を運用したとき、大量の「雷雲喘息」という奇病患者が出た。このとき日本にも飛んできたようで、急に空咳が再発して具合が悪くなった。

 咳とタンが増えることは、肺の炎症が再発していることを意味する。
 このときは、本当に苦しくなって、トイレに行くだけで激しく回復呼吸をしなければならなくなり、草刈りをしようものなら5分で意識が遠くなってしまい、家は完全な幽霊屋敷に変貌した。
 自分の死後の始末を姉に依頼することになったが、現在は少しだけ回復しているので、もしかしたら、まだ一年くらいは持つかもしれない。

 私の病気を振り返ってみて、これほど延命できていることは、若い頃からの登山習慣が大きなアドバンテージになっていたこと。
 普通の人に、毎日2時間歩けといってみても無理かもしれない。私は山の空気に触れることが、ひたすら好きだったのだ。
 これで延命できたし、医療を信用せず、自分のホメオステーシスを信用したことが一番良かったと思っている。

 人生を振り返ってみて、「歩く習慣」が自分を救ってくれたと強く思う。
 病気の9割くらいは、ガンであっても歩いてれば直る。もちろん体調を健全に保つ食生活も重要だ。
 私は、このことが正しいことを自分で確かめた。
 https://www.yamakei.co.jp/products/2815490150.html

 私は、若い頃から山歩きに夢中になってしまって、結婚も蓄財もできないまま孤独に死んで行くが、日本中を歩いて回ったことだけは一つも後悔していない。
 

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イスラエル問題はやがて「噛み砕かれる」か

「混沌堂主人」こと戴晋人氏のNOTE記事で、興味深い。氏は私とは天皇という存在について正反対の立場だが、氏のブログ「混沌堂主人雑記(旧題)」は実に目配りが広く、また他のブロガーが目を向けない方面にも目配りがあっていつも利用させてもらっている。ただ、記事タイトルが、いつも記事内容とはまったく無関係の天皇攻撃であるのはいささか辟易する。
記事中の「辛いぜ行こう」、じゃない、「火雷噬嗑(からいぜいごう)」は、「困難を嚙み砕く」が主意だと思うので、案外、世界の不幸と悩みの種だったイスラエルとアメリカが噛み砕かれるのではないか。
既に、プーチンはロシア政府の会議でパレスチナ側に立つことを表明したようだ。で、中国もアメリカ(その手先の日本や台湾)とわざわざ戦争をしなくても、ドル崩壊でアメリカは自滅すると予測されるし、イスラエルもこの非道義なガザ虐殺で世界に支持者を失っただろう。つまり、西側諸国(日本含む)はまとめて没落する運命であり、その泥船から日本が脱出できるかどうかが今の国家的課題である。


(以下引用)容量オーバーなので、末尾の変爻解説と途中の引用記事は割愛する。本文の空白の多い(容量を食う)部分も割愛。

世界は、すさまじい動き。易がつぶやく話・・。

戴晋人{遍照飛龍}
2023年10月23日 10:27


ちょ~と、易に今の世界情勢を聴いてみた。

「現今のイスラエルのガザ侵攻の世界情勢は、どうなの」

中ゼイ法で、やってみました。


火雷噬嗑  の 初爻 と 上爻 

 



初爻 校を履きて趾を滅す。咎なし


下の変爻は、大概「庶民・小人」を表します。


なので、これは、今の一般大衆。


王小人さんのツイートを見ても、そんな感じになるのかも・・・て予感。






単純な「自由と人権」て訳では無くなる。けど「咎なし」てことらしい。


緩いけど完成された「管制」が働く社会への移行かも?



「火雷噬嗑」とは「障害を打ち砕いて和合一致させる道」について説かれた卦(か)



と言いますから。



上爻 校を何いて耳を滅す。凶

易での上の変爻は、主に「支配層・指導者層・セレブ」を意味することが多い。


ので、これが、支配層・セレブ。






「火雷噬嗑」とは「障害を打ち砕いて和合一致させる道」について説かれた卦(か)ですが、それぞれの爻の意味としては「罪人」と「罪人に刑罰を与える役人」として書かれています。
罪人を裁いて(障害打ち砕いて)、平和的にする(和合一致させる道)のが火雷噬

の卦ですから、なんら違和感はありませんね。
そんな中この上爻は「相当な悪行を積み重ねてきた罪人」です。
ですので耳まで見えなくなるほど分厚い首かせを付けられてしまったのです。
改心のチャンスもことごとく受け入れず、ここまで来てしまったような者ですから、当然、凶であるべきなのです。




本当に「相当な悪行を積み重ねた罪人」なので、耳も首も失います。



変卦は、

雷地予

実は、これは諸葛孔明が南征の時に得た卦でもあり、吉祥のはずだけど・・




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醜い「芸術」作品を多くの人の前に出す行為

この種の「自称芸術家」とお役所の談合というか結びつきは、市民の迷惑にしかならない。

(以下引用)


1: 名無しさん 2023/11/10(金) 23:21:41.99 ID:XQmRzZwR0
2: 名無しさん 2023/11/10(金) 23:25:33.79 ID:iyqdlLVHa
マンいてワロタ
3: 名無しさん 2023/11/10(金) 23:27:35.47 ID:7JMtyCbG0
視界に入れまいとする老夫婦いいね

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ハゲの似合う顔、似合わない顔

ベッカムがわしの真似をしておる! 
これからはハゲが世界に流行るかwww


【画像】ワイ「ベッカムがハゲた?どうせ大したことないやろ…」→

56
コメント

  • 2023/11/12 17:00
  • カテゴリ:スポーツ ,
  •        
s-David-Beckham-Short-Buzz-Haircut-for-Men
1:それでも動く名無し: 2023/11/12(日) 11:16:20.17 ID:7FQ5R8dK0
no title


おお…



2:それでも動く名無し: 2023/11/12(日) 11:17:23.08 ID:7FQ5R8dK0
想像してた以上で草


3:それでも動く名無し: 2023/11/12(日) 11:18:13.91 ID:XwoTAxOn0
ワイとそっくりで草


7:それでも動く名無し: 2023/11/12(日) 11:21:46.78 ID:iQBaz2It0
60くらいに見えるな


8:それでも動く名無し: 2023/11/12(日) 11:21:49.64 ID:nUWN3Dir0
変な髪型をして毛根イジメてたからね、仕方ないね

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言魂のさきはふ国での言魂軽視の言動

市民図書館から借りてきた井上靖の「天平の甍」の最初の部分を読んでいると、遣唐使のひとりに山上憶良が送った歌が載っていて、そこに「言魂のさきはふ国」という言葉があり、そう言えば、私はこの言葉の意味を正確には知らないなあ、と思ってネットで調べると、どれも同じような解説である。そもそも、「さきはふ」という言葉が本当に「幸福をもたらす」意味なのか、たとえば「咲き映える」という意味だったりしないか、と思うのだが、まあ、愚論や妄想を書いても仕方が無いので、一応、辞書群の書いてあるとおりだということにしておく。
なお、「天平の甍」では「言魂」という表記だが、ネットでの解説はすべて「言霊」になっている。「魂」と「霊」は同じとしていいのだろうか。そもそも「霊」とは何なのか。「魂」なら、人間なら一応誰もが持っているだろうが、それは「霊」と同じなのか。

(以下引用)


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ことだま-の-さきはふ-くに 【言霊の幸ふ国】


分類連語




「言霊」の霊力が幸福を招く国。

(引用2)「天平の甍」より

神代より言ひ伝(つ)てけらく そらみつ大和の国は 皇神(すめがみ)の いつくしき国 言魂(ことだま)の 幸(さき)はふ国と 語りつぎ 言ひつがひけり

(自己流に語句解釈しておく)
「言ひ伝てけらく」は「言い伝えた事」の意味。この「く」は、「く語法」と言って、活用語を名詞化する用法である。「老いらく」「曰く(言はく)」など。
 「そらみつ」は大和の枕詞だろうが、「空に満つる」意味だろう。つまり、大和の上の空の下全体が大和だから、大和は「空一杯に広がっている」と見ることができる、というレトリックなのではないか。現代のように、他の大国と比べて日本の国土は小さい、という時代ではない。ここでの「大和」は大和地方ではなく「日本全体」だろう。
「いつくしき」は「慈しんだ」意味だと思う。とするとここでの言魂は、公式の行事で天皇やその臣下が詠む歌の内容と精神だろう。まあ、庶民でも「言魂」を軽視した下手な発言は災いを招くのは当然であるが、政治家や官僚ならなおさらだ。ニュースの半分くらいはそうした上級国民(芸能人含む)の舌禍事件だろう。
「言ひつがひけり」は「言い継いできた」意味だろう。「言ひ継ぎけり」としなかったのは音調の問題だと思う。あるいは「言い番(つが)ひけり」で、「言い合っていた」意味か。


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粗雑な「陰謀論」の氾濫が真の陰謀を助長する

「バカ国民帝国日本の滅亡」記事の一部だが、同意・同感しての転載でない。問題提起としての引用だ。
秋水氏はフリーメイソンがルシファーを崇拝しているということを事実と考えているようであるが、はたしてそういう団体が存在・存続できるだろうか。欧米の「陰謀論者」も、よくサタニズムという言葉を使う。DSもサタニズムだとする言葉もよく見かける。非常に雑な言葉、まともな陰謀論を世間に疑念を持たせ、距離を置かせる言葉だと思う。
もちろん、上級国民が遊びとして強姦や殺人を行い、それによってお互いを「告発できない」「逃げられない」ようにする儀式とする、というのは合理性はあるが、彼らが本当に悪魔を崇拝しているわけではないだろう。悪魔的所業と悪魔崇拝(悪魔主義)はまったく別物だ。悪魔的所業は、善人でも、追い詰められたらする。戦争ではそれが明白だ。では兵士は悪魔主義か、といえば、そうではないだろう。
下の記事でも、


キリスト教も無神論も絶滅することになり、


 


ついに理路整然たるルシファーの純粋教義があまねく口臭に啓示されて、


 


真の光明を発するようになるだろう



という部分など、意味不明であり。まあ、口臭が公衆の間違いだという些細な点はさておき、「ルシファーの純粋教義」とはどういうものか、不明であり、それが「真の光明」とされているのが、「悪魔主義」とどうつながるのか。世界全体(公衆)が悪魔主義になれば世界は幸福になるとでもいうのか。
私はこの文章(アルバート・パイクとやらの手紙の抜粋)は偽物だろうと思う。あまりに粗雑な思想だからだ。まあ、すべては「理路整然たるルシファーの教義」とやらを明白に示してからの話だ。それが素晴らしい思想なら、私も「悪魔主義者」になってもいいwww

こうした粗雑な「陰謀論」が、「シオン長老の議定書」に書かれたように、世道人心を混乱させ、判断不可能にさせるのに一役買っていると思う。
もちろん、粗雑な思想だから影響力が無いと主張しているわけではない。世間には無数のインチキ宗教(科学信仰も含む)がはびこり、多くの信者を産んでいるのだから。


(以下引用)


フリーメーソンと戦い続けてきたのは、ローマカトリックであるが…


 


ロドリゲス枢機卿が1925年に、その計画についての検証本を出している。


 


彼は、1895年にも悪魔ルシファーを崇拝する、この団体について本を出している。


 


 


彼の仕事を受け継いだウィリアム・G・カーは、1958年に「闇の世界史」を出版、


 


先の計画の首謀者、アルバート・パイクについて暴露している。


 


 


1871年のパイクの書簡から、ロドリゲス枢機卿が以下の部分を抜き出して公表した。


 


『我々は、ニヒリストと無神論者を、その桎梏から解き放たねばならない。


 


そして、野蛮と残虐極まりない争乱の根源である絶対的無神論とそれがもたらす結果を、


 


諸国の者どもに対して、恐怖の極みにまでハッキリと示し、


 


凄まじい社会的大動乱を引き起こせと扇動しなければならない。


 


そうすれば、いたるところで市民たちは、


 


世界中の少数派や革命家連中から自らを守らざるを得なくなり、


 


彼ら文明破壊者どもを絶滅させようとするだろう。


 


 


そのためキリスト教に幻滅した庶民大衆は、その瞬間から


 


自分たちの理神論的気分で理想を希求しつつも、羅針盤を失ってしまう。


 


その反動でキリスト教も無神論も絶滅することになり、


 


ついに理路整然たるルシファーの純粋教義があまねく口臭に啓示されて、


 


真の光明を発するようになるだろう。』

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歌劇少女たちの過激職場

急死の宝塚歌劇団員 時間外277時間、上級生が額にヘアアイロン「自死につながった」遺族ら謝罪求める







宝塚歌劇団の俳優が持つ「生徒手帳」を見せて、遺族の思いなどを語る代理人弁護士=10日午後、東京都内

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組に所属する俳優の女性(当時25歳)が9月に急死した問題で、遺族側の代理人弁護士が10日、東京都内で記者会見した。遺族らは「過重労働や上級生によるハラスメントで心身の健康を損ない、自死につながった」と主張。劇団や阪急電鉄に対し、事実関係の公表や責任を認めて謝罪することなどを求めた。


 代理人の川人博弁護士らによると、女性は入団7年目。9月30日朝、宝塚市の自宅マンションの敷地で倒れて死亡しているのが見つかり、宝塚署は自殺の可能性が高いとみている。



 女性は2023年度、研究科7年以下の劇団員で演じる「新人公演」で、下級生に対する責任者のリーダーになった。宙組には元々同期8人がいたが、退団や組替えなどで2人に減っていたという。


 8月16日からは、9月29日の宙組本公演に向けた稽古が始まった。弁護士らがLINE(ライン)の記録などを調べたところ、亡くなる前の1カ月間の総労働時間は400時間を超え、時間外労働も国の精神障害の労災認定基準(160時間)を上回る277時間に達していたとした。


 8月16日~9月29日の間、休日は6日間しかなく、休日も準備に追われていたとし、弁護士は「過労の極みにあった。必要な措置を取らず、劇団に責任があるのは明確」と説明した。


 また、女性は21年8月には上級生からヘアアイロンを額に押し当てられてやけどを負った。稽古中は複数の上級生に頻繁に呼び出され、「下級生の失敗はすべてあんたのせい」「マインドが足りない」などと怒号を浴びせられたとした。弁護士は「指導の範囲を逸脱したパワハラというべき言動が繰り返されていた。背景の一つに過剰な縦の関係がある」とも指摘した。



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