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ビジネス界も「非日本人」が大多数か

芸能界やスポーツ界に在日朝鮮・韓国人が多いことは昔から有名というか、公言されないだけの事実だったが、実業界もそうではないか、というのが私が孫正義や三木谷などに感じていたことだ。その言動の「非日本人性」からである。柳井も同じだ。つまり、ある種の冷酷さ、極度な打算性によってである。人間よりカネを優先する性格と言ってもいい。まあ、それよりも、彼らは「いきなり」大富豪になったという特徴がある。これは、ユダヤに似た、「仲間内での『引き上げ』」によるものではないか。日本人の場合は、同じ日本人うちでの競争と思っているから、出世勝負はフェアだと考えるが、社会の上の人間の意思によって、最初から決まっているのではないかというのが私の「妄想」である。仮に官僚世界がそうだとしたら、彼らにとって日本人は憎悪と収奪の対象だから、政府の極度な国民収奪政策も当然になる。
昔は朝鮮人差別が問題視されたが、今や日本国内での日本人差別が問題になりそうである。
ただし、下の記事が事実かどうかは分からないので、単なる「可能性」の問題だと言っておく。
念のために言っておけば、たとえばユニクロ(柳井)の事業の成功の端緒は、ユニクロ商品の見事なビジネス戦略にあったわけで、成功したビジネスマンのすべてが「インチキ」だったとは主張していない。孫正義や三木谷など(特に孫正義)は最初からユダヤ資本(DS)が背後にいたと私は思っている。

(以下「大摩邇」から井口博士の記事後半を転載)


拙ブログではこれまで何度か雑誌フォーブスによる長者番付をメモしてきた。
【反日・在日の陰謀】日本の有名人は在日帰化人(大企業の社長)_d0407307_11505576.png
2015年
【反日・在日の陰謀】日本の有名人は在日帰化人(大企業の社長)_d0407307_11530780.png
★付きが在日(と明確に判っているもの。実際にはもっと多いはず)。

1.佐治信忠    5800億円【サントリー】
2.福田吉孝    5600億円【アイフル】(サラ金)★
3.武井保雄    5500億円【武富士】(サラ金)★
4.糸山栄太郎   4900億円【新日本観光】
5.木下恭輔    4700億円【アコム】(サラ金)★
6.毒島邦夫    4700億円【サンキョウ】(パチンコ)★
7.岩崎福山    4400億円【岩崎産業】
8.孫正義      4300億円【ソフトバンク】 ★
9.堤義明      3700億円【西武鉄道】
10.森章      3200億円【森ビル】
11.柳井正     3200億円【ユニクロ】★噂あり
12.伊藤雅俊   2900億円【イトーヨーカ堂】
13.重田康光   2600億円【光通信】★噂あり
14.滝崎武光   2600億円【キーエンス】
15.船井哲良   2300億円【フナイ】
16.吉田忠裕   2300億円【YKK】
17.神内良一   2200億円【プロミス】(サラ金)★
18.山内薄     1800億円【任天堂】
19.岡田和生   1700億円【アルゼ】(パチンコ) ★
20.辛格浩(重光武雄)1700億円【ロッテ】 ★
21.福武總一郎  1500億円【ベネッセ】
22.大島健伸   1400億円【SFCG(旧:商工ファンド)】★
23.盛田英夫   1300億円【ソニー(レイケイ社長)】
24.馬渕健一   1200億円【マブチモーター】
25.韓昌祐     1100億円【マルハン】(パチンコ) ★
要するに、長者番付の大半が、
サラ金、パチンコ、IT、ネット、通販、小売、不動産、、、、
というような製造業ではない、資本のかからない事業にすぎない。
まあ、Vシネマにあるような企業ばかりなり。
いうまでもなく、電通や読売も毎日も似たようなものだし、共同は言う必要もない。
いまやNHKすら在日理事の支配下に落ちた。
そして神社庁や宮内庁まで在日支配下に落ちた。
というような事情で、我が国は
東朝鮮国
にすぎないのだ。
いやはや、世も末ですナ!
弥栄!

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カミの裁き



【炸裂】ガッキ「あっハゲだ!おーいハゲ!」ハゲ「あいつらが死にますように」→42人無事死亡wwww



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1: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:08:09.16 ID:r768OB7j0
旧約聖書
エリシャはそこからベテルに上った。彼が道を上っていくと、町から小さな子供たちが出て来て彼を嘲り、「禿げ頭、上って行け。禿げ頭、上って行け」と言った。(2:23)
エリシャは振り向いてにらみつけ、主の名によって彼らを呪うと、森の中から二頭の熊が現れ、子供たちのうちの四十二人を引き裂いた。(2:24)
エリシャ
エリシャ(ヘブライ語:אֱלִישָׁע)は旧約聖書の登場人物で、紀元前9世紀代のイスラエル王国で活躍した預言者である。「シャファトの子エリシャ」として『列王記上』の19章で初出する。彼の活動期間中、イスラエル国王ではアハズヤ、ヨラム、イエフ、ヨアハズ、ヨアシュと国王が変遷している。

彼は預言者エリヤの弟子として有名で、師の遺志を受け継いで国内に蔓延していた偶像崇拝との戦いに邁進した。また、様々な奇跡を行ったことでも知られている。 正教会でエリセイと呼ばれ聖人とされる。

エリシャは旧約聖書の登場人物の中でも、とりわけ魅力のある人物の一人とされているのだが、それは預言者らしからぬ人間的な苦悩を背負いながらの人生であったことが描写されているからであろう。ハザルの注釈においても彼の業績に対しての反論は決して単純なものではなく、いずれにせよ預言者としての彼の聖性を義認しているのである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/エリシャ
12: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:10:57.46 ID:uE52ixSBa
これすき
2: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:08:55.86 ID:DJ1XVho/M
もうこれハゲじゃなくて神だろ
14: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:11:05.11 ID:6toz3DYX0
サンキュー神

13: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:11:03.63 ID:vrdAiXQI0
これは当然の報い
3: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:09:08.85 ID:4PzrNsAq0
ハゲが書いてそう
7: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:09:54.64 ID:N3h7Wisy0
聖書にすら書かれるハゲ煽りってこれもうDNAに刻まれてるだろ
8: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:09:56.91 ID:q/xdVOGnM
そら少なくとも42人以上にハゲハゲ言われたら凹むよ
9: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:10:05.52 ID:O+qAN4LMa
ガキ多すぎ定期
11: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:10:37.55 ID:1fkQWyTer
42人以上の子供に馬鹿にされたのか…
112: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:31:22.77 ID:kkjX1Ruv0
>>11
ワイも思った。想像すると大合唱のハゲで草生える
15: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:11:09.29 ID:AdDlEHVh0
16: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:11:09.87 ID:r768OB7j0
こいつはキリスト教では聖者として扱われていて
神の声を代弁するような人間や
このシーンだけハゲをからかわれてマジ切れした
19: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:12:22.57 ID:FvJ9fl820
>>16
神がハゲってことやな
22: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:13:18.53 ID:pzCHzlg0a
やったぜ
20: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:12:26.33 ID:djskg/Lg0
主も禿げてそう
28: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:15:08.52 ID:p6JGbbd/a
光あれ(意味深)
29: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:15:32.98 ID:LBHF7WM70
紀元前にはすでに貶されていたハゲ
31: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:15:50.79 ID:r768OB7j0
聖書の研究者やキリスト教徒も
聖書の中でも人格者として扱われているエリシャがハゲをからかわれて42人を神の力で殺すってどうなん?と思っていて
見なかったふりをする奴までいる始末や
39: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:16:37.70 ID:KhRVBBy9p
>>31
ライン超えたら聖人でも怒るやろ
238: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 14:06:55.98 ID:+CMIzQE30
>>31
つまりそれだけハゲ煽りは罪深いって話でしょ
キリスト教はハゲ煽りは破門って十戒に入れときゃよかったのに
40: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:16:42.30 ID:g6sn+KQb0
no title

no title

no title
53: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:19:36.71 ID:LMG1IAr2p
>>40
2枚目かっこよくて草
54: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:19:54.23 ID:8wA6ZQzC0
>>40
いうほどハゲか?
55: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:20:12.52 ID:LtvWbrlK0
>>40
どれもエリシャと熊の距離近いな
熊を操ってけしかけた感じに描かれてるね
83: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:25:18.39 ID:KbH+IBAUp
>>40
なんで何種類も絵があるんだよ…
38: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:16:32.88 ID:skOY8/2o0
ハゲ恐ろしいわ
45: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:18:45.09 ID:YdjLbDAOd
売らんでいい喧嘩売る方が悪いのでは
106: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:30:07.32 ID:ssTdNVr6r
ハゲが凶暴なんじゃなくそれを馬鹿にする奴の心が凶暴
最初から喧嘩うるような真似しなければ何も起こらん
自分から仕掛けて被害者面する奴の親の顔が未対話
46: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:18:48.36 ID:moroPrIz0
カミは実在する
50: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:19:22.85 ID:N4ozJEvrx
侮辱語を使うべからずやな

脱毛症!脱毛症!なら違った
51: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:19:25.56 ID:3gKDKWzD0
主がやれって言って熊がやった
ハゲはただ睨んで呪っただけなのでセーフ
56: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:20:30.83 ID:b8diBPsHM
額は広いのに心は狭い
60: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:21:03.30 ID:I/EDxpue0
当時貧乏ゆすりしながら書いてそう
65: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:21:35.06 ID:c7yclf4hH
64: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:21:18.97 ID:TUkROHtJ0
マルコ福音書 一一章 一二~一四節

次の日に一行がベタニヤから出かけた時、イエスは空腹になられた。
そこで、遠くから葉の茂っているいちじくの木をごらんになって、
何か見つかるのではないかと、近づかれた。ところが、その木のところに来てみると、
葉ばかりで、何も見つからなかった。いちじくの季節でなかったからである。
イエスはそれに対し、その木に言われた、「おまえの実は、もういつまでも、ならないように」。
その直後木は枯れてしまった

ええ…?
75: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:23:07.23 ID:G6P3ANPl0
>>64
ただの逆恨みやん
135: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:38:49.16 ID:35cFyXirM
>>64
イチジクはユダヤ教の隠喩らしいで
no title

これがレスバしてる感あって草
73: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:23:03.24 ID:J1CkSntka
>>66
阿鼻叫喚の中ハゲ弄りしてて草
136: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:38:56.47 ID:I/EDxpue0
>>66
熊に襲われてる中でもハゲ煽りやめてないの草
79: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:24:16.63 ID:i0yEnppG0
>>66
奥で死闘繰り広げとるのにハゲ煽りを止めない精神
見習わなあかん
84: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:25:40.83 ID:LtvWbrlK0
>>79
漫画と違って一つの絵に一連の場面を描こうとするからこうなるんかな
167: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:46:35.87 ID:Y3d6nyBGd
>>84
文字が読めない人間に説明しなきゃいけないからな
漫画みたいに何枚もはかけない
92: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:27:49.68 ID:i0yEnppG0
>>84
ワイは観た光景をそのまま模写した可能性に賭けるで
287: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 14:33:19.07 ID:v8vs1AydM
エリシャ単独の超能力によるのか神が聞き届けたから力が発現するのか
289: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 14:35:07.04 ID:qPLD6Qr6a
>>287
預言者ってのはあくまで神の声が聞こえて神と対話できるだけの人やで
つまり神はハゲの味方なんや
294: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 14:39:13.55 ID:v8vs1AydM
>>289
ハゲに優しくしなきゃ……(教訓)
293: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 14:39:03.19 ID:eS9UrOdZ0
>>287
預言者自体は人間
そいつが正しい目的のために神に助けを求めると神がパワーを発揮する
例えば邪教を信じる王を懲らしめるとか病人を治すとか
277: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 14:27:36.45 ID:hdds+MnT0
説教するならともかく問答無用でブチ殺し
しかも他人頼み
これが聖職者のやることなんか?
85: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:25:40.87 ID:0peknHCZp
ユダヤにおける神は救世主じゃなくて裁きを与える存在やからな
だからあんないっぱい戒律があって破ると裁かれるでって教えられる

宗教を法律の代わりにして民を押さえつけようとして作ったもんやから
88: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:26:47.46 ID:rjhEQGhe0
新約聖書と旧約聖書の違いを無知なワイに教えてクレメンス
90: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:27:34.60 ID:LtvWbrlK0
>>88
旧約がユダヤ教で新約がキリスト教や
95: それでも動く名無し 2022/11/30(水) 13:28:16.70 ID:0peknHCZp
>>88
旧約聖書→ユダヤ教の聖書
新約聖書→旧約聖書を下地にキリストの弟子が作り直したやつ

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月と受験数学

今朝の散歩の浮遊思考はあまり面白くもないので、最初のあたりだけ書く。
未明に家を出ると、珍しく月が出ていた。珍しくというのは、ここ数日は曇り空だったので、月が見えなかったのだ。おそらく旧暦20日前後の月だろう。(今確認すると、旧暦1月19日である。)で、月の周りに雲が多かったせいか、古文で読んだ「月も雲間の無きは嫌にて候」という言葉を思い出し、なぜ「雲の無きは」ではなく「雲間の無きは」なのか、と考え、これは「雲間の無き空は」あるいは「雲間の無き月は」だろうかな、と考えた。つまり、空一面晴れ渡った状態の月は、味わいがない、ということだと思う。言い方を換えれば、「雲間から出る(見える)月こそが面白い」という風流趣味かと思う。
たぶん、上に書いた言葉は「徒然草」だったと思うが、より有名なのは「罪無くして配所の月を見ばや」という、趣味性の極致のような言葉だろう。「~ばや」は「~したい」という意味。しかし、ここで屁理屈を言えば、罪があるからこそ、配所(流刑地)の月に凄愴な趣が出るのではないか。美しい月との対比で、「自分は都に戻れないかもしれない」という悲哀感が高まるという、そこにこそ「配所の月」の意味がありそうな気がする。

どうでもいい話で長くなったので、より重要性の高そうな話題は簡単に書く。
それは、「あらゆる知識は『理解などする必要はない』、使えればそれだけでいい」という考えである。特に受験勉強はそれで、テキストや参考書に書かれたことを「理解しようとする」から、膨大な時間が無意味に消費され、結局何ひとつ物にできなくなるわけである。
たとえばあなたは、自動車について完璧な知識を持ったうえで、自動車を操縦するか? パソコンについて、あるいはスマホについて、そのシステムに関して完璧な知識を持ったうえで操作するか? 受験勉強も同じで、テキストに書かれた知識は、それを「問題を解く作業に『使えるか』どうか」が必須なのであり、それらの知識そのものを理解する必要などないわけだ。案外、生徒に教える教師たちも、理解していない可能性が高いと私は睨んでいる。何しろ、世界の天才たちが何百年もかけて研究し、ああでもないこうでもないと論争した上で確定した知識をなぜ平凡人(難関大合格者含む)が「理解できる」と思うのか。それこそ思い上がりであり、愚の骨頂だろう。
もちろん、覚えるために理解するというのは結構だが、それも程度問題である。まあ、理系科目では、それは基本的に不可能だろう。
私の兄の同級生は高校生のころ、当県で一番、数学の成績が良かった人物だったようだが、「数学は暗記科目だよ」と兄に教えたそうだ。それを言い換えたのが、上に書いた「理解する必要はない。使えればいい」ということである。ただ、私などは「理解できないと暗記もできない」という馬鹿なので、数学や物理や化学は最後まで大の苦手だったのであるwww
古文や漢文などは(現代日本語の親類だから)理解しようとしなくても自然に覚えたものだが。

(追記)物理が理解できないという受験生がスレ主のスレッドのコメントの一部。まあ、この教師も「理解」はしていないと思う。誤魔化しているだけではないかwww

理系がまったく苦手だった私が言うのも何だが、「理解」はしなくても「演習」は大事だろう。つまり、知識を「使用できる」ためには演習を重ねるしかないからだ。野球の「理論」を知っていても野球ができるわけではない。実地練習、つまり演習しか上達の道は無いのである。

どうでもいいことかもしれないが、「理解しずらい」は「理解しづらい」が正しい表記だろう。「つらい」が元だからだ。こういう細部をいい加減にしていると、「一事が万事」になる。もっとも、そういう覚悟の上での「いい加減」なら、それはひとつの人生哲学だが、受験では大きな欠陥になる。「受験知識は『理解』しなくていい」は「すべてにいい加減でいい」という話ではない。

13: 名無しのがるび 2022/09/08(木) 23:45:57.92
理解すれば簡単や



26: 名無しのがるび 2022/09/08(木) 23:49:00.72 ID:8ayTV0f00.net
>>13
今年新任の先生で演習とか全くせず教科書の長文をそのまま黒板に書いてベラベラ喋るだけだから理解しずらいんよ



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湯煙の立つや夏原 狩りの犬

私が、毎日の早朝の(と言うか未明の)散歩の時の浮遊思考を書いているのは、前にも言ったように、認知症(ボケ)防止策であるが、それ自体が私には面白いから、というのは言うまでもないだろう。それ以外の時の思考より、なぜか散歩の時の思考は、跡をたどりやすいのである。それは、一定の時間内の、だいたい同じ道筋をたどる歩行なので、歩く以外の動作をする必要がなく、周囲を眺める以外は思考が思考だけに限定されるからだろうと思う。
たとえば、前にも書いた(と記憶する)

湯煙の立つや夏原 狩りの犬

という俳句、あるいは駄洒落が今日はまた頭の中に浮かんだのだが、その経路は覚えている。
その直前に、頭の周りを蚊柱のような羽虫が群れて空中にあったのだが、「蚊柱」は「立つ」ものであり、しかも「」のようにぼんやりとしている存在だ。そこで、

立つや夏原 狩りの犬

という連想になったのである。その前に、出がけに準備したより暖かい気候だな、と途中で考えたのが「原」を連想させた可能性もあるし、その少し前に、犬を連れて散歩をしている中老人(中年から老人の間の年齢の男)とすれ違ったのが「」を想起させたのかもしれない。

ちなみに、「湯煙の」の狂句は、(私の記憶が確かなら)伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」というエッセイ集に出て来るもので、実はプレスリーの「ハウンドドッグ」の歌詞の駄洒落である。

You ain't nothing but a Hounddog

英語の音のyou ain'tを「湯煙(ゆえん)」に、「nothing but a」を「夏原(なつばら)」にし、さらに「湯煙(ゆえん)」を「ゆけむり」と読ませ、「夏原(なつばら)」を「なつはら」と読ませて、最後の「hounddog」を「狩りの犬」にして、全体を俳句風にしたものである。超絶的技巧だと私は思う。作者が誰かは知らない。伊丹十三本人だろうか。

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隠居爺氏の歴史観と、その感想

「隠居爺の世迷言」ブログ記事の後半で、私には不賛成の箇所が幾つもあるが、面倒くさいのでいちいち書かない。というか、考えるのが面倒だ。しかし、書かれた中には非常に面白い部分もあるので、読む価値はある記事だと思う。前半部分は、私には「どうでもいい」印象なので、省略する。
安倍元総理暗殺の真相、意味については、隠居爺氏の推理が正しいのではないか。ただ、暗殺自体が目的だったのか、他に「隠したいこと」があって、世間を大騒ぎさせたかったのではないか、という疑いもある。まあ、岸田を脅し、いいように使うため、という安易な理由かもしれない。少なくとも、安倍が米国やDSにとってそれほど脅威だったとは思えない。まあ、うるさい蠅くらいの感じだったのではないか。だから、殺し方も安易というかお粗末だったわけだ。

まったく意見を異にするのが、聖徳太子の「和をもって尊しとなす」が外国人(中国人)の視点だという部分。この思想こそが日本人の平和主義(うっかり閉鎖主義と書いてしまったww)の根本にあると私は思うからだ。中国の歴史のどこに「和をもって尊しとなす」思想があるのだよww ただし、儒教は、それに近い。そもそも、憲法十七条が仏教や儒教の思想をかなり取り入れているのは、常識だろう。ただ、儒教(理想主義・教条主義)は中国人の一般的精神性(現実主義)とは異なると思う。彼らが教条主義的に見えるのは、そう見せることが生存に有利だという現実主義にすぎないと私は思っている。ある意味、日本人は幼稚であり、彼らは大人なのである。
ただし、大人であることが幼稚であるより常に良いわけでもない。たとえば、国内の9億人のために同国人1億人を殺す、というのも「大人の計算」であり、合理主義ではあるのだ。DSの悪辣さも、ユダヤ的合理主義ではある。そこへ行くと、日本人にはやはり「大和(だいわ)の精神」がある、と私は思うわけだ。自他共栄というのが「大和の精神」であり、単なる我欲に基づく冷酷な合理主義など、糞合理主義でしかない。(ここでも「ただし」が付くが、「大東亜共栄圏」は、事実の上では、侵略主義、夜郎自大行為を糊塗するインチキスローガンだったと私は思っている。)
話を戻せば、要するに、明治以降、敗戦までの拡張主義、闘争主義こそが、イギリス傀儡政権による「非日本人的」心性だったと思う。
ちなみに、イギリスが海洋重視国家で侵略主義国家であったのは、彼ら(イギリスの上層部・支配層)が本質的にはバイキングという海賊の子孫だったからだと私は推測している。で、それはユダヤ絶対主義思想の精神的双子なのである。

どうでもいいが、「閉鎖主義」と「平和主義」も、親戚であると思う。外部に開くことは、常に騒動や衝突の元なのである。たとえば移民問題。その国に不満なら、内部から変えればいい。他の国に移民して、移民した先の国に文句を言うことはない。外国で不幸な人たちがいようと、それはその国の国内問題である。他の国が文句を言うことではない。
ひどい場合には、侵略したい国の政府は「民主的ではない」「独裁国である」とイチャモンをつけて武力攻撃し、相手国の全土を破壊したりする。独裁国で平和に生存するより、「将来の」民主主義国家の国民として爆弾の下で死ぬほうが幸福らしい。
つまり、現代のNPOやNGO、人権団体、マスコミは、昔のイエズス会宣教師以上に悪質な「侵略の手先」であることが多いようだ。




(以下引用)



日本には歴史観がゼロかといえば、私の知る限りでは「皇国史観」というものがある。これは「万世一系とする天皇による国家統治を日本の歴史の特色とする考え方。古事記・日本書紀の神話を歴史的事実とする。」(精選版 日本国語大辞典)という、大変に馬鹿馬鹿しいものだ。

 まあ無理もない。大日本帝国憲法(明治憲法)において、いきなり第1条で「大日本帝國ハ萬世一系ノ天皇之ヲ統治ス」と決めてしまったのだから。そして第3条で「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」と駄目押しをしている。日本人というのは昔から嘘つきだったのだろうなあ。嘘つきであると同時に、幼稚で民度が低いともいえる。

 国の建て付けを、そんな子供騙しみたいな幼稚な嘘で固めてしまったら、破綻するに決まっている。そして、実際問題としても、大東亜戦争の敗戦で破綻してしまった。憲法という日本の国の設計図を間違えたのだからそのようなことになる。欠陥住宅が地震で崩壊するようなものだと思えばいい。

 大東亜戦争の敗戦で崩壊してしまった日本だけれども、アメリカに支配されながら復興が行われた。当然皇国史観は否定され、より合理的、科学的な考え方が導入された。おそらく、私の世代は、現在よりもずっと合理的、科学的な教育を受けたのだろうと思う。団塊の世代には浸透しておらず、安倍元総理や岸田総理になると、もう薄れているように思える。

 ただし、アメリカは日本人が身に付けていなかった合理性や科学性を持ち込んだとはいえ、占領政策として自虐史観も持ち込んだ。これがまた、日本史を考える上で一層の混乱をもたらした。なぜなら、自虐史観もまた嘘っぱちだからだ。

 自虐史観は、アメリカが占領政策を行う上で、さらにはその後の日本を実質植民地として飼い殺すために都合のいい史観になる。まあ、敵としては当然のことだろうか。現在そのアメリカの思うがままにホイホイと踊っているのが岸田総理になる。

 話がそれたけれども、ついでに考えてみると、安倍派潰しは当然のことになるのかな。なにしろ安倍派は安倍元総理を含めて基本的に「皇国史観」の人たちだろうから。それに対して、アメリカは日本に自虐史観を押し付けたい。つまり、日本人は悪であると植え付けたい。だから、アメリカのポチである岸田総理は日本国民の虐待を始めたのだろうなあ。なにしろ日本人は悪なのだから、一人前の生活ができると思うなということだね。

 安倍元総理が暗殺されたのは、皇国史観は許さないというアメリカの断固たる姿勢の表れなのだろう。それにしても失礼な話で、 "人の国の元総理を勝手に殺すなよ" と言いたいけどね。とんでもない話だ。

 話を元に戻して、司馬遼太郎も自虐史観に問題を感じた人であったらしい。ただし、結果から見ても、自分の体験からしても、大東亜戦争は評価できるものではないというのが司馬遼太郎の感じ方だった。その一方では、日本を全否定したくはないという気持ちも強くて、大東亜戦争は愚かだったけれども、日本だってもっと遡れば立派な国だったとみなして作品を書いていった。

 つまり、大東亜戦争が敗戦に終わるまでの昭和の日本は評価できないけれども、明治までの日本は優れた国であると言おうとした。そして、盛んに日露戦争までの日本は立派な国であることや、維新の志士などの目覚ましい活躍ぶりを小説に書いた。今ではすっかりアメリカの傀儡放送局になったNHKも、以前は司馬遼太郎がお気に入りだったようで、大河ドラマ等に盛んに取り入れた。

 私は、司馬遼太郎のエッセイが好きだったせいで、明治維新以降の日本というのは何となくそんな国だろうと、つまり、英米に対抗するために、あるいは侵略を防ぐために、薩長土肥の志士たちが天才的な活躍を見せて、日本を救ったのだろうと思っていた。

 しかし、最近になって、それはあくまでフィクションだと思い始めた。考えてみれば、明治維新は、あるいは幕末の志士たちはそんなに格好のいい存在ではないよね。そのように思い始めたのは、最近YouTubeで見られる「西鋭夫」氏に影響されたせいかもしれない。

 西鋭夫氏の話を聞いていると、明治維新は英米の都合によって行われたものであると思えてくる。う〜ん、その方が合理的だなあ。史実にもピッタリ当てはまる。英米は大航海時代の最後として日本に目をつけ、もちろん侵略しようとしてやってきた。

 しかし、実際に来てみると、日本人は一筋縄ではいかない。素直に従わないし、すぐに切れて戦いを挑んでくる。軍事力も無視できないほどには強い。こりゃ通常の植民地としては不適格だと判断したのだろう。そこで、英米の直接の支配下に置くことはやめて、傀儡政権を置いて操る方針に変更した。それが明治政府になるわけ。

 これが英米にとっては大成功で、日本は英米に代わって、清国と戦争を行い、露西亜とも戦争して、そこそこの成果を収めることができた。ちょうど今のウクライナがアメリカの代理戦争をさせられているのと同じと思えばいい。ウクライナは失敗に終わったけれど。

 おそらく、そんなところが、右にも左にも偏らない、つまり、皇国史観でも自虐史観でもない日本史なのだろうと思う。物事は、自分たちの都合や利益で考えるのではなく、素直に合理的に考えなくちゃ。こうやって考えると、幕末の志士たちがなぜ250年以上も続いた江戸幕府に弓を引く気になったのか、無理なく理解できるような気がする。

 しかし、人間というのは変わらないね。明治維新から150年以上経過した現代において、やっぱり英米は同じことをしている。ウクライナに入り込んで、クーデターを行わせて、ロシアと戦わせるなんて、明治維新から日露戦争までの日本とそっくり同じ。ちょっと感動的ですらあるけれど、同時に成長しないものだとも思う。柳の下のドジョウはやっぱりおいしそうなのだろう。

 私の想像はさらに膨らむ。明治政府は西洋文明を積極的に取り入れ、あっという間に日本を欧米並の国に仕立て上げた。これはすごいものだったね。ちょんまげ結って、刀を差していた日本人が、女の人だと和服に日本髪、既婚者はお歯黒をしていた日本人が、ことごとく西洋化した。靴を履き、椅子に座り、電気がつき、鉄道が走り、洋食を食べるようになった。

 あまりの手際良さに驚くのだけれども、国民もよく付いていったものだと感心する。なぜそんなことができたのか不思議だけれど、実は日本人は昔同じことを経験していたというのが私の考え。それは中国との関係において行われた。

 歴史が苦手な私には何の知識もないのだけれど、推古天皇は592年に豊浦宮(奈良県飛鳥村)で即位したといわれていて、以後、794年に平安京(京都)にたどり着くまでの200年間、転々と宮(みや)や都(みやこ)が変わったようだ。そしておそらくそれらの宮や都は、全て中国の模倣だったことだろう。

 つまり、明治維新になって日本は欧米の文化を全てといっていいくらい模倣したけれども、それは今からおよそ1000年以上も前に、中国を相手に行っていたことになる。遣隋使や遣唐使は明治でいえば留学生だろうし、中国から教えを請うために技術者等も招いたに違いない。明治政府がたくさんの外国人を雇ったように。

 私は、聖徳太子は中国人だったろうと勝手に思っている。なぜなら、17条の憲法の有名な第一条に「和をもって貴しとなし 逆らうことなきを宗とせよ」とあるのはいかにも外国人の視点だからだ。

 日本人であれば当事者だから、このように客観的な記述はできにくい。俺に従えとか、悪いのはあいつだとか、そのような表現になるはずだ。第一条はその後以下のような内容になる。

 「人はみな派閥を作り、わきまえのある者は少ない。そのため君主や父親に従わず、近隣の人ともうまくいかない。しかし上の者が和やかで下の者の仲が良ければ、議論で対立しても自然に道理がとおり、何事もうまくいくものだ。」

 まるで、第三者が仲の悪い日本人の仲裁に入っているかのような書き振りに感じられる。また、ことによると聖徳太子は、中国から日本に渡った天皇家を応援しに来たのかもしれない。世界の先進国でもあった隋から日本に使わされた、助っ人ということになる。行政の事細かいところまで指導したのではないだろうか。

 私は、「五箇条の御誓文」の最初もイギリス人が作ったのではないかと感じる。「広く会議を興し、万機公論に決すべし」という文言は、どう考えても日本人の発想ではないと感じるからだ。

 それは今の岸田内閣を見ていても分かる。国民に知られないように閣議でこっそり決定し、都合の悪いことは隠蔽して、いつの間にか国民が不利益を被るようなことを実行に移している。それが日本人なのだと思う。「広く会議を興し、万機公論に決すべし」という文化は現在に至っても日本に根付いていない。

 以上のように、日本という国は元々が文明の遅れた国であって、古くは中国の真似ばかりをし、明治以降は欧米の真似ばかりをしている国であると日本史を理解してみた。もちろんそれが全てだとはいわないけれど、おおまかな理解としてはそれでいいのではないかと一人で頷いている。

 願わくは、真似をするばかりではなく、自分の頭を働かせて人間はどのような生き物であるのか、どうあるべきなのか、日本という国はどのような国で、どのように歩んでいくべきなのか、そのようなことを考えられる国、あるいは国民になってほしいと思う。現在の日本もやはり真似ばかりであり、いいところを真似するのならともかくも、アメリカの巨悪まで真似し始めた。

 アメリカに命令されるままに、日本とはほとんど何の関係もないウクライナに加担して、日本人を貧乏にするほどの援助をすることがいいことなのか悪いことなのか、さらには、現憲法では戦争を放棄しているはずなのに、それを無視して日本の防衛戦争でもないロシア・ウクライナ紛争に、資金や武器の提供をして参戦しているのがいいことなのか悪いことなのか、自分の頭で考え、判断できるような国になってほしいものだと思う。


 


 それにしても、与野党もマスメディアも裏金問題で大騒ぎすることによって、日本政府の憲法違反やワクチン問題等を隠蔽することに協力しているように見える。いつもの手口ではあるけれども、根から腐っているね、この国は。

 

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homelyという概念のこと

散歩の間ずっと、頭の中を流れていた曲があって、たぶん1970年代のヒット曲だと思うのだが、たいして好きでもなく、題名も知らない曲である。ただ、その単調さ、平凡さが散歩の歩調に合っていたのだろう。
その脳内演奏を聞きながら、頭の中にhomelyという形容詞が浮かんだのだが、その意味も私は知らない。起きる前に寝床の中で「いい加減読み」していた、J・M・バリーの「天晴れクライトン(原題は「賞賛に値するクライトン」と訳せるか。)の英語原文の中に出て来た言葉で、たぶん、文脈から想像すると「地味な、冴えない」の意味ではないかと思う。つまり、「公の場」に対する「home」だろう。で、なぜこの言葉が頭に浮かんだのかというと、私の頭の中の曲が、そのhomelyな印象で、homely rock 、あるいはsoft rockという呼び名が適しているのではないか、と考えたのだと思う。つまり、保守的な家庭の中でも「まあ、この程度なら」と許容されるロックというわけだ。
そんなのは「ロックじゃねえ」というわけで、ハードロックやヘビィメタルなどが生まれ、さらにパンクロックが生まれたのだろうが、それがロックの「進化」とは私には思えない、というのはどうでもいい話である。今ではロックそのものが消滅しかかっているのではないか。まあ、私はもともとロック嫌いの人間だから、どうでもいい。

で、homelyの話に戻ると、私の住んでいる家の庭に餌を貰いにくる猫群の中に、白いチビ猫がおり、下手クソに作った猫のぬいぐるみのようで可愛い。胴体も足も尻尾も寸詰まりで、顔もまあ、ブスの部類だろう。雌雄は不明である。しかし、その可愛い印象にはhomelyという言葉が似あう気がする、というわけだ。美猫コンテストにはまったく出せないが、可愛いわけである。もちろん、チビだから可愛いというのがその可愛さの大きな要素だろうが、それだけでもなさそうだ。
念のためにhomelyを、今、英和辞書で調べてみる。だいたい、こんな意味のようだ。
「1:飾り気のない、質素な、素朴な、家庭的な、2:平凡な、日常的な、 3:不器量な、顔のまずい」
ということで、ほぼ私の予測どおりであった。では、それがなぜ可愛さにつながるのかと言えば、やはり「親近感を抱かせる」や「同情や共感を抱かせる」からではないか。清少納言の「小さいものはみな可愛い」である。
ちなみに、私はアニメなどでも、美人キャラよりは「平凡顔」キャラに親近感を持つほうだ。嫌いなのはハンサム顔で冷酷なタイプの男である。もちろん、美人キャラでも性格が良ければ好きになるし、場合によっては美人で冷酷なキャラも嫌いではない。「未来少年コナン」のモンスリーのように、冷酷で有能な美人(悲しい過去がある)の敵キャラが、心を入れ替えて頼もしい味方になる、という展開などは最高である。

まあ、散歩の途中の浮遊思考は、そのほかに、「猫じゃらし(スズメノヒエクサ)」の美しさの考察など、いろいろあったが、長くなるのでこの辺にしておく。


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「希望こそが地獄である」

目覚めの直前の朦朧思考の中で考えたのが、「希望こそが地獄である」というテーゼ、あるいは「希望こそが地獄なのではないか」という疑問、問題だった。

パンドラの箱から無数の災厄が地上に飛び出した後、箱の底に残っていたのが希望なら、希望こそが最悪の災厄だということにならないか。本当の災厄を災厄に見せなくする欺瞞という災厄だ。

ここで希望と言っているのは、夢とか期待とか幻想と言ってもいい。それが、現実そのものから人の心を遊離させ、現実を見えなくさせる。そして、現実に満足させなくする。それこそがまさに、現実の「地獄化」なのではないだろうか。

若いころというのが、人の一生の中でもっとも不満と不幸の時期であるのは、まさに、現実人生から遊離した、「ここではないどこか」への期待や夢、希望のためではないだろうか。
なぜ、現実ではなく、夢や未来の計画に期待するのか。なぜ、目の前の草や花、樹々や雲や空を見ないで、頭の中の空想(夢、計画)だけを見るのか。(ここでは、脳内人生こそが真の人生である、という私のいつもの主張は置いておく。私のこの主張は「感受されたものこそが、人間の主観にとっての現実である」という思想なのだ。それと悪質幻想批判は矛盾しない。)

老年こそが人生で一番充実しているはずだという仮説を立てるなら、それは現実に夢を持たず、現実そのものに楽しみを見出すことができているからだろう。なぜなら、老年には未来など無きに等しいからだ。自分の周囲の現在の現実に満足できないなら、それこそまさに地獄だろう。

ひいては、宗教というのも、人間を現実から目を逸らさせ、ありもしない天国や「地獄の懲罰」という恐怖で満たす、最悪の幻想かもしれない。もちろん、その幻想こそが「希望」であるわけだが、希望とは、今の現実ではない、というのが私がここで言っていることだ。

ダンテの「地獄篇」の中では、地獄の門には「ここに入る者 一切の希望を捨てよ」と書いてあるらしいが、むしろ、希望や期待や幻想を捨て、今の今の現実を見て、そこに喜びと楽しみを感じることこそが「真の楽園」なのではないだろうか。

などと考えたのは昨夜、ネットテレビで「ドラゴン桜2」を見て、その中の高校生たちが東大合格のために「現実生活」「普通の高校生の日常生活」を捨てている様子に疑問を感じたからかもしれない。漫画「男子高校生の日常」などに描かれたような、馬鹿馬鹿しくも日常や現実を楽しんでいる「普通の高校生」とは違って、彼らは高校生活そのものを「将来のために」犠牲にしている。それであるいは劣等生がファンタジー的に東大に入るかもしれないが、彼らが、人生の「最良の時期」であるべき数年を「夢」や「希望」や「期待」のために犠牲にした、という事実が厳然としてあるわけだ。このドラマでは、受験勉強一色の毎日を欺瞞的に装飾して、その苦しさを「充実した生活」のように見せ、他の「普通の高校生」の生活を「無目的で虚しい」生活のように描いているが、現実には、受験一色の生活とは、刑務所の生活と変わらないだろう。まあ、東大を出ることで「支配階級」になり、その後の生活でその数年間の犠牲が報われるという「夢」が彼らを駆り立てるわけである。当然、「努力をしなかった愚民ども」は軽蔑と搾取の対象である。このドラマでは、その部分(現実)は巧妙に隠蔽されているが。



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