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コールマン博士のイギリス便り

私はV・コールマンが好きなのだが、それは彼のイギリス人らしい皮肉な文章が好きだからだ。そして、彼の言うことの多くは、医学や医療に関しては科学的事実に基づいており、社会風俗に関しても概してまともである。特に、権威への懐疑的姿勢がいい。もともと、まともな知性とはそう(権威や定説を疑う)なのである。彼自身、医学者という権威的立場にいたのだから、そういう姿勢は偉い。
下の記事の中には、私には意味不明の話も少しあり、あるいは私には「どうでもいい」話もあるので、私が興味を持った部分だけ抜き出して転載する。

(以下「大摩邇」から引用)赤字は夢人による強調。私は沖縄に帰ってから、エアコンの暖房を使ったことは一度もない。冷房は夏に数回使ったが、冷房目的より湿気取りに使ったことが多い。なお、22に関して、1マイルは1.6キロだというのは覚えておくと便利である。時速20マイル制限なら時速36キロが限度ということだ。「チャールズとケイト」「ハリーとメグ」は英王家の馬鹿夫婦たちだろう。

通りすがりの所見 221  Dr Vernon Coleman

さてはてメモ帳さんのサイトより
http://glassbead.blog.shinobi.jp/history/passing%20observations%20221
<転載開始>

Passing Observations 221  Dr Vernon Coleman


https://www.vernoncoleman.com/main.htm 

1. 
アスリートは、血液中に天然由来のホルモンが多量に含まれていると禁止されるのだから、他の個人のスポーツ競技も禁止されるべきではないだろうか?海抜の高い地域(ケニアやメキシコシティ)で育った人は、海抜の高い地域で育った人よりも長距離種目に出場する際に大きなアドバンテージがある。バスケットボールや一部の陸上競技では、背の高い人は低い人より圧倒的に有利だ。また、大柄な人は、砲丸投げやハンマー投げのような競技で成功する可能性が高い。だから、各競技は、有利になりそうな出場者をすべて除外すべきなのかもしれない。

2. 
チャールズとケイトに手術が必要なことは、人間としての役割として、私は明らかに残念に思う。しかし、私は困惑している。心臓、肺、肝臓の移植以外で、2週間の入院が必要な手術とはどんなものだろう?私のアントワネットがガンの乳房手術を受けたとき、彼女は午後2時までに退院しなければならないと言われた。麻酔の後遺症でまともに歩けなかったから、借りた車椅子で車まで送ってあげた。アントワネットは手術後、ベッドに横たわることもできず、ただ椅子に座らされた。ケイトならもっとうまくいくと思う。 そして、上級王族がすべての予定をキャンセルし、おそらく復活祭までロンドンを離れ、田舎の宮殿のいずれかに滞在するという事実から何かを読み取るべきだろうか?もし私がロンドンに住んでいたら、引っ越したいと思うだろう。英国はロシアと、イスラエルを除く中東の大半と戦争状態にあることを忘れないでほしい。

3. 
睡眠時無呼吸症候群は過小評価されている問題である。患者は夜中に何度も目を覚ます。過体重は睡眠時無呼吸症候群の主な原因である。アルコールとタバコは睡眠時無呼吸を悪化させる傾向がある。体重を減らせば、睡眠時無呼吸症候群は治るかもしれない。定期的な運動は、横向き寝と同様に効果がある。睡眠時無呼吸症候群は心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、うつ病を引き起こす可能性がある。心臓や血圧、糖の値はすべて医師によって定期的にモニターされるべきである。睡眠時無呼吸症候群は、アメリカでは心臓病だけで年間約38,000人が死亡している。



4. ファクトチェッカー」の公式定義はこうだ: 「堕落しやすい、教養のない人物。多額の報酬と出世の見返りに真実を否定し、嘘を宣伝する人物」


 


5. 最近大きな被害をもたらした洪水は、陰謀家たちによって計画され、設計され、作り出されたものであることに気づいていないナイーブな人々がまだ周囲にいる。彼らは氾濫原に家を建て、川をせき止め、排水溝を塞いだままにしておいた。その目的は、人々を田舎から追い出し、何百万人もの人々を貧困に陥れ、ガーディアン紙のくだらない記事を読み、BBCのくだらない番組を視聴する、少数派だが騒々しい人々に愛されている、明らかに不合理な疑似科学的気候変動神話を広めることだった。

6. ESG
投資、電気自動車、風車、太陽光発電パネル、そして「ネット・ゼロ」として知られる致命的なカクテルを構成していたその他のナンセンスに未来がないことは、今や明らかである。ネット・ゼロのことは忘れて、重要なことに集中しよう。


 


7. 大富豪のスポーツ選手は、自分たちが受けている「ストレス」について語るのをやめてほしい。彼らはストレスがどんなものなのかわかっていない。ストレスとは、80歳にもなって、1つの電気ストーブをつけるか、豆の缶詰を温めるかを決めることだ。ストレスとは、ガザに住んでいて、負傷した赤ん坊のためにきれいな飲み水を見つけようとすることだ。

8. 
昨年の冬はセントラルヒーティングなしで過ごした。そして今、寒さが本格的になるにつれて、セントラルヒーティングがまた壊れてしまった。驚くべきことだ。今は電気ストーブをつけているが、指なし手袋、厚手のジャケット、中綿入りのジレ、コーデュロイの厚手のズボン、毛糸のマフラー、帽子を身につけながらこれを打っている。このパラグラフを書き終えたら、湯たんぽにお湯を補給するつもりだ。スペインやイタリア、南フランスで冬を過ごす人々の理由がわかってきた。暖かいところで賃貸を借りれば、電気代より安いかもしれない。

9. M5
の道路工事現場で穴を掘っている男が目撃された。彼が逮捕されたとき、彼は請負業者のために働いていると主張した。誰も彼を信じなかった。


 


10. 私の父が85歳のとき、老人ホームの敷地内にある家に住んでいた。家事代行サービスを利用するために購入したのだ。ある日、私は父に、老人ホームで催し物などがあるのに、なぜ一度も入らなかったのかと尋ねた。「あそこは年寄りばかりだから」と彼は言ったが、その中に彼より年上の人はいなかったと思う。

11. 
世界のどこかに一人でもまともで、正直で、名誉ある政治家がいたら心強いのではないだろうか?


 


12. 私の名前を使ったソーシャルメディアはすべて偽物であることを忘れないでほしい。私はそれらすべてから追放されている。中には(YouTubeなど)永久追放されたものもある。


 




14. 
医学では、診断を下すことがすべてである。一度正確な診断がつけば、治療は簡単である。


 


15. 世界は日々猥雑になっている。アメリカやEUでは驚くほど多くの人々が、プロの食べるコンテストに出場して生計を立てている。ユーチューブには彼らの動画があふれている。これらの人々は、できるだけ早く大量の食べ物を食べる。その後、体調を崩す人もいる。その一方で、もちろん世界の他の地域では何億人もの人々が餓死している。

16. 
「トロール」の公式定義はこうだ: 「真実に近づきすぎる者を小馬鹿にするために雇われた、安全保障サービスの下っ端」である。


 




18.
 ジャーナリストと医師たちは、自分が探していないものを見ていないが、見たい、あるいは見たいと期待するもの、あるいは見たいと言われているものを見ている。 それが、簡単に言えば、彼らが2020年にパンデミックがあると思っていた理由であり、それが彼らがすべて間違っていた理由である。


 


 




21.
 BBCは、英国が現在戦っているさまざまな戦争を詳述するために、彼らのニュース番組の余地がなかったという事実を謝罪した。 「ハリーとメグはメインのゲストベッドルームに新しいカーテンを装いました」と、スポークスマンは説明した。「それで、他のニュースのためのスペースがありませんでした。 国家管理されたプロパガンダマシンとして、政府の要件に従って責任ある方法でニュースを提示し、視点を維持する義務があります。」

22.
ロンドンでの旅行には、55か国の387の他の都市よりも時間がかかる。 ロンドンは現在、20 mphの速度制限の導入後、2年連続で世界で最も遅い都市である。 ロンドンを6.2マイル移動するには、平均3720秒かかる。 おそらく、英国では生産性が世界のほぼどこよりも低いのも不思議ではない。



Copyright Vernon Coleman January 2024

 

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人相と人格

私は昔から松本人志が大嫌いだったのだが、それは、顔が嫌いだったのである。これほどの悪相も珍しい。ちなみに、番組は一度しか見たことがない。どういう状況なのか分からないが、松本が後輩芸人(当時、売り出し中だったコンビの片方)をねちねちといじめるのを、何十分も(見ている気分的にだが)続けるという、お笑いでも何でもない、意図のさっぱり分からない情景だった。とにかく、「パワハラ」が実に似合う男だとしか分からなかったが、その男がまるで「お笑い界の革命児」とか「お笑い界の帝王」みたいな扱いになるとはその時点で予想もしていなかった。で、彼の「お笑い」は本当に面白かったのか?
今思い出したが、彼を見たのがもう一度ある。剣道のパロデイで、剣道で技を決めるとき、「メーン」とか何とか打突部位を叫ぶのをからかう内容だった。で、最後は上空を突いて「天井ー」か「テーン」とか叫ぶのがオチだったと記憶している。まあ、その種のオチになるだろうな、という気はしていた。別に「革命的」な笑いでもない。
仲間内のお喋り番組が彼の番組の大半だったと思うが、そこで、彼独特の笑いというのがあったのだろうか。何となく、断片的情報から判断すると「いじめ」や「いたぶり」を笑いにしていたのではないか、という気がする。いや、笑いの中にはそういうのもあるのだが、というより、それがむしろ古典的あるいは原始的な笑いなのだが、仮にそうだったなら、現代日本社会の一部の若者の残酷化(思想的酷薄さ、残忍な現実主義。弱者攻撃。新自由主義にも通じる)の一因だったのではないか。もちろん、以上は妄想である。単に松本人志の顔を見ての妄想だ。
もしかして、後輩芸人に用意(上納)させた女性(当人は合意していない)に「俺の子供を産めや~」と言って襲いかかるのが彼のギャグだったのか? www つまり、「セックス=子造り」という旧弊な思想をあえて叫ぶというギャグである。

(以下引用)

松本人志がテレビから消えるとこれらの番組が見られなくなります

 
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引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1705537286/

1: それでも動く名無し 2024/01/18(木) 09:21:26.88 ID:ousSK1hj0
M-1
すべらない話
IPPONグランプリ
ガキ
ダウンタウンDX
水曜日のダウンタウン
つまみになる話
まつもtoなかい

【文春】松本人志が19歳未成年女性に暴行&恫喝 「俺となんでそういうことができないんや!」 [501864527]


1: (新日本) [IN] 2024/01/18(木) 18:37:09.65 ● BE:501864527-2BP(2000)
松本人志、性接待を拒否する19歳女性タレント追いかけ「俺となんでそういうことができないんや!」戦慄の新証言

 昨年12月27日の「週刊文春」(文藝春秋)で、性加害や悪質な性接待システムについて疑惑を報じられた、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さん。

 1月9日の同誌でも、新たな女性の証言があり、これまでに計5人が証言をしていた。
 
 17日の「週刊文春 電子版」には、さらに2人の新たな証言女性が登場。
 
 このうちの1人は、当時19歳のタレントで、後輩芸人たちから松本さんの待つ部屋へ行くよう執拗に迫られ、断り切れずに渋々部屋へ行ったところ、松本さんからキスを迫られ身体を触られたという。

 これを女性が拒み、「ごめんなさい」と言って部屋から逃げると、松本さんが追いかけてきて他の人たちもいる前で「俺となんでそういうことができないんや!」と言われたという。
 
 女性の証言が事実であれば、松本さんの行為は暴行未遂と恫喝であり、完全なる性加害である。
 https://the-audience-news.com/archives/14519
 
 
《新証拠入手》6、7人目の告発者か゛…松本人志「ホテル室内写真」と「女性セレクト指示書」
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7803

【文春第三砲 ヤバポイントまとめ】2024.01.17
・上納システムを吉本幹部も把握していた
・★当時未成年の強姦未遂被害者★が詳細証言(エグめ)
・松本直筆の女性セレクト指示書(物証)
・元吉本芸人(写真あり)による上納システム証言
・参加女性の松本飲み会直前実況LINE
・参加女性によるホテル室内自撮り、松本私物、宅配伝票(吉本→松本)写真(物証)
・松本が勝手に休業したため吉本は松本に損害賠償請求しなきゃならん 吉本と松本は利益相反(吉本関係者証言)
・ダウンタウンが万博アンバサダーであることを書き始める(2人の写真あり)
※なるべく元記事を読んであげてね

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英語の祈願文(命令文)の理解

前から何度か書いているが、「God save the Qeen」は祈願文で、Godの後にコンマを入れて「God、Save the Qeen」とすれば、「神よ、女王を助けたまえ」と、意味が明瞭になる。祈願文とは、言い換えれば命令文であり、神に「命令」しているわけだ。

これとそっくりなのが、ジョニー・ソマーズの「内気なジョニー」の中の
「Johnny get angry、Johnny get mad」
で、これもコンマを入れて
「Johnny,Get angry, Johnny,Get mad!」
とすると分かりやすい。つまり、Johnnyへの命令であり祈願なのである。
「ジョニー、怒ってよ、キチガイになってよ!」
という祈願だ。つまり、「私のために怒り、キチガイになって戦えるような男でいてほしい」という願いである。
そこで、
「I want a brave man, I want a cave man」
と続くのである。(前にも書いた気がするが、Cave manは穴居人で、当時のアニメ「恐竜時代」のイメージだろう。もっとも、あのアニメのcave manたちは文明人で紳士揃いだったが。というより、サラリーマンばかりで、ほとんど戦わなかったwww)

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宗純氏の謎、あるいは謎の宗純氏

「混沌堂主人雑記(旧題)」で知った「逝きし世の面影」ブログ主の宗純氏の読者コメント欄への自己投稿コメントだが、宗純氏自身のプライベート生活(らしいように読める)の記述もあって興味深い。この記述によると、能登大地震の直前まで能登近辺(訂正:単に山岳地帯にいただけのようだ。)にいて、間一髪危機を逃れたようで、凄い偶然である。まあ、書き方が少し曖昧な印象なので、私の誤読かもしれない。

大阪大空襲の米軍の1トン爆弾を恐れて疎開した先が能登半島地震の震源地に近い町野町(町村合併で現在は輪島市町野地区)」

「とんでもない田舎で寒いし腹が減るし、しかも小さな子供時代にいじめにあった辛い記憶があるので、「能登はやさしや土までも」どころか悪夢そのもの。一度も行く気が無いが、実は私の生まれ故郷なのです」

というのは、どういうことだろうか。能登には「一度も行く気はない」が、能登が「実は私の生まれ故郷なのです」というのは、生まれたのは能登だが、それ以降は行ったことがない、ということなのか。それなら、「小さな子供時代にいじめにあった」というのはどういうことか。能登で小さな子供時代を過ごし、大阪に引っ越し、集団疎開で一度戻って、それ以降は「一度も行く気はない」ということだろうか。で、宗純氏が戦争で(大阪から)集団疎開をした年齢なら、当時最低でも7歳だったとして、現在86歳以上の年齢なのだろうか。それなら御達者なことで慶賀の至りだが、書かれた文章の雰囲気だとそうは思えない。「何とも奇妙で不思議」な人である。文中の「中山忠光」の話も面白いが、前後の話とどうつながるのだろうか。私の判断で見え消しにしておく。私の読解力が小学生レベルだから話の筋道や論理が分からないだけかもしれない。それとも、宗純氏は時間も空間も超越したエスパーかwww 一休宗純のゴーストか。
念のために言えば、私は「逝きし世の面影」ブログは数あるブログの中でも良心的で、政治的姿勢は非常に立派だと思い、よく読んでいる。ただ、韜晦的な書き方はあまり好きではない。

(以下引用)文中の「前鬼の」は「前記の」の誤記だろうが、そのままにしておく。どうしたら、こういう漢字変換が起こるのだろうか。それとも「前鬼」は地名か?


「能登はやさしや土までも」 (宗純)2024-01-18 16:10:12何とも奇妙で不思議。謎のニュース

日本テレビ系列の地元メディアKNBニュースやNHKの1月12日放送では、
「志賀原発の一部で想定超える揺れあった 能登半島地震で 原子力規制委」とのタイトルで、

原子力規制委員会の定例会合が11日開かれ、能登半島地震に伴い、北陸電力の志賀原子力発電所で観測した揺れの加速度が、設計上の想定を一部でわずかに上回っていたことが分かった。会合の席上、報告があった。規制委の山中委員長は審査には年単位の時間が必要だと発言し、
北陸電力では「揺れのデータは『暫定の値』なので石川県など地元自治体へは報告する考えはない」としています。と報道。事実上公式ホームページの北電発表400ガル弱は出鱈目だったと認め「撤回」したようです。
どうも、志賀原発の状態は危機的らしい。あるいは北陸電力とか日本政府のガバナンスがボロボロで危機的らしいのですから恐ろしい。ほぼ終わっています。

最新ニュースでは志賀原発の非常用ディーゼル発電機の故障が報じられるが、刻一刻と破滅に向かって暴走しているのか、それとも単に疑心暗鬼で、右往左往。日本国自体が無政府状態に陥っているのか。何とも縁起の悪い話である。

王政復古(明治維新)5年前、一世紀半も昔の天誅組首領中山忠光卿は明治天皇の叔父なので百姓の近藤勇や土方歳三の新選組よりも大事件だったが今では忘れ去られほとんど知られていない。
五条代官所を襲撃して倒幕の決起に成功したが、その後に高取山城攻略に失敗した後に天辻峠から十津川に入り、
(たぶん今の国道425で)下北山村の寺垣内にある正法寺を本陣にして、十津川から嫁越峠越しに前鬼に運び込んだ兵糧や武器を幕府軍側に押さえられて万事休す、その後伯母峰峠から鷲家口にて天誅組は壊滅する。中山忠光一人は辛くも長州に落ち延びるが、長州藩の裏切りに合い暗殺されている。

今回奈良県に行って去年末、12月初めには大峰主稜線の嫁越峠を目指すが、運悪く寒波襲来での雪と風、ガスが濃く視界不良で池郷川の第31番靡の小池宿跡周辺周回で早々と撤退したが、この付近はゆるい傾斜の桃源郷。池郷下部の危ないナメ滝地帯とは大違い。天気さえよければ素晴らしい景色だったのだろうがガスで何も見えない。小池宿跡まではテープや踏み跡、道標があるが、小池宿跡から嫁越峠へほぼ何も無し。
時間に余裕が生まれたので前鬼の南にある国道169号線で下北山村役場がある寺垣内に向かうが、土砂崩れ片側一車線の地点では、私が通って1週間後には和歌山県在住の人が車ごと生き埋めになって炎上。死亡する。現在も通行止めで復旧工事のめどさえ立たないが、往復したので危ない遭難した場所を二回も通っていた。

実は、別の林道の落石で1年前に酷い目に遭った危険地帯では今回も落石があり、太い大きな丸太を梃子にして、苦労して何とか通過したのが今年1月1日午後4時。
なんと、その10分後に能登半島地震の余波の震度4の地震が到来しているので、たぶん現場ではもっと大きく落石していると思われるのですよ。まさに間一髪で命拾いしています。じわじわと最後が近づく不気味な感覚
大阪大空襲の米軍の1トン爆弾を恐れて疎開した先が能登半島地震の震源地に近い町野町(町村合併で現在は輪島市町野地区)なので、まさに限界集落。とんでもない田舎で寒いし腹が減るし、しかも小さな子供時代にいじめにあった辛い記憶があるので、「能登はやさしや土までも」どころか悪夢そのもの。一度も行く気が無いが、実は私の生まれ故郷なのです

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広田先生の文明論

12時(深夜0時)ごろ目を覚まし、寝床で、読みかけの「三四郎」を最後まで読んだ後、寝直そうと思ったが、目が冴えてしまったので起きてこれを書いている。
私は漱石の作品を全部読んだわけではないが、「吾輩は猫である」と「三四郎」は漱石のベストの作品ではないか、と思う。前者はカリカチュア性が強いので、真面目に読む人は少ないと思うが、漱石は真面目に文明批評や社会批評をしている。「三四郎」も同様で、青春小説の反面、ここにも優れた文明批評がある。その一部を抜き出す。漱石の漢字の使い方は独特なので、一部、こちらで変更する。引用部分は「広田先生」の言葉である。これは漱石自身の意見でもあると思う。

(以下引用)

「近頃の青年は我々時代の青年と違って自我の意識が強過ぎていけない。我々の書生をしている頃には、する事為す事ひとつとして他(ひと)を離れた事はなかった。すべてが、君(夢人注:主君)とか、親とか、社会とか、みんな他(ひと)本位であった。それをひとくちに言うと教育を受ける者がことごとく偽善家であった。その偽善が社会の変化で、とうとう張り通せなくなった結果、漸漸(ぜんぜん:次第に)自己本位を思想行為の上に輸入すると、今度は我意識が非常に発展し過ぎてしまった。昔の偽善家に対して、今は露悪家ばかりの状態にある」(夢人注:「露悪家」は漱石がこの時作った造語らしいが、今は普通の言葉だろう。少なくとも「露悪的」は普通の語だ。)
「昔は殿様と親父だけが露悪家で済んでいたが、今日では各自(めいめい)同等の権利で露悪家になりたがる。もっとも悪い事でも何でもない。臭いものの蓋をとれば肥桶(こえたご)で、美事(みごと)な形式を剥ぐとたいていは露悪になるのは知れ切っている。」
「形式だけ美事だって面倒なばかりだから、みんな節約して木地(生地)だけで用を足している。はなはだ痛快である。天爛漫としている。(夢人注:このあたりは広田先生=漱石の皮肉だろう。もちろん、「天真爛漫」が本来の熟語)ところがこの爛漫が度を越すと、露悪家同志がお互いに不便を感じてくる。その不便がだんだん高じて極端に達した時利他主義(夢人注:これは現代で流行語の「他人軸」と考えたほうがいい。広田先生は、これを「偽善」とも言っている。)がまた復活する。それがまた形式に流れて腐敗するとまた利己主義に帰参する。つまり際限はない。我々はそういう風にして暮らしていくものと思えば差支えない。そうして行くうちに進歩する」
「英国を見たまえ。この両主義が昔からうまく平衡が取れている。だから動かない。だから進歩しない。イブセンも出なければニイチェも出ない。気の毒なものだ。自分だけは得意のようだが、傍から見れば堅くなって化石しかかっているーーー」

(以上引用)

「三四郎」が書かれたのは20世紀初頭で、正確には明治41年(西暦だと1908年か)のようだ。つまり、英国が帝国主義の覇者として世界を睥睨していた時代である。そのころに英国の衰退を予見していた漱石は慧眼どころか、予言者だろう。そして、日本が露悪家(「正直」な利己主義者)だらけになりつつあることも指摘している。現代の日本がまさに悪人天国であるのは言うまでもない。みな、「正直」な露悪家だ。これは「偽善」の衰退の結果とも言える。
まえから書いているが、「偽善」とは、天然自然の善性の顕れではなく、「人為的に行う善」であり、これこそが社会を良化するのである。少し前の流行語で言えば「やらぬ善よりやる偽善」である。さて、今や、テレビでホリエモンやひろゆきや漫才師たちなど「自分の本音を言う」と思われている連中(元犯罪者たち。あるいは蓋を取った肥桶)が、日本の言論を支配し、若い人々や子供たちに影響を与えている。
こうした状況では、広田先生でなくとも日本は「亡びるね」と思うのが当然だろう。

ちなみに、私は英国の衰退の原因は「植民地時代が終わった」という時代の趨勢と、英国が階級社会であることにある(階級社会は必然的に衰退する。日本も同様。インドの発展は単なる人口ボーナスである。)と思っているが、その考察はまたの機会にする。




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「三四郎は」と「三四郎が」の違い

私は、些細な謎を推理するのが好きなのだが、今、市民図書館から借りて読みかけ(三読目か四読目である)の、夏目漱石の「三四郎」の一節に、こういう部分がある。話ももう終盤というあたりだ。

広田先生が病気だと云うから、三四郎見舞いに来た

これを読んで、不思議に思わないだろうか。三四郎はこの小説の主人公で、話は彼の経験したことが中心となって進んでいる。ところが、

広田先生が病気だと云うから、三四郎見舞いに行った

ではなく、「三四郎が見舞いに来た」である。これでは、三四郎は主人公でも何でもなく、有象無象のひとりのようではないか。
そこで気が付くのは、それこそが漱石の意図なのではないか、ということだ。つまり、漱石は三四郎という人物を描きたかったのではなく、彼を中心に起こる、さまざまな人間模様を描きたかったのであり、三四郎は、いわば話の結節点ではあっても、「主人公」でも何でもない、ということである。主人公は、むしろ、「無意識の偽善者」であり、三四郎を翻弄する、美禰子ではないか。
もちろん、彼女を無意識の偽善者と断定するのは彼女に気の毒で、彼女は、単に「誰かに愛されたい」という願いから、無意識的に男を操縦する手管を使うだけだろう。その相手が、誰になるのか、彼女自身にも分からないから、「候補」となりそうな相手には謎めいた接近をしたり、遠ざけたりするわけだ。
彼女が三四郎に「迷子のことを英語で何と言うか知っているか」と聞き、「ストレイシープ(迷い羊)」だと教えるのは、彼女自身がまさに精神的迷子であることを示している。

私が、この作品を映画化するなら題名を「迷い羊たち」とする。この話の登場人物の中の若者たちは、みな、迷いの中にあり、それこそが青春の本質だろう。



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脳死(ゾンビ)社会

「大摩邇」から転載。
「大摩邇」の別記事の一節を先に引用する。

昔ながらの意味での職業は存在しない。弁護士、医者、教師、聖職者たちは皆、陰謀家たちに忠誠を売っている-あるいは、少なくとも彼らの指導者たちはそうしている。(V・コールマン)

(以下引用)文中の「対処療法」は「対症療法」が正しいのではないか? 「療法」とは当然病気に「対処」するものだから、「対処療法」は同義反復である。病気を根底から治さず、「症状」を止めるだけの皮相的療法だから軽蔑的に「対症療法」と言うのだろう。(喘息での「咳」などのように症状自体が病気を悪化させる一因である場合もあるので、「対症療法」すべてが悪いわけではない。)

お注射マン

とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12836814148.html
<転載開始>

TODAY'S
 
お注射マン

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

先日ゾッとするようなアレ体験をしたので記事にさせて頂きます。

この一件からは思うところが多すぎて内容が散らかってしまうことをご了承ください・・・。


とある独居の患者さんから次のような依頼を受けました。

全身が痛くなり?整形外科クリニックに行きたいとのこと。

話を聞いてみると、痛み止めの注射を毎月打ちに行っているそうです。

今までどうしていたのか聞いてみたところ、前回までは一般的なタクシーで行っていたそうなのですが、本人曰く「重症化した」から今回は私の事業所に依頼をしてきたという流れでした。

体の状態を電話越しで確認してみたところ、今でも何とか歩くことは出来る様子ですが、不安が大きく補助が欲しいみたいです。

車椅子にも座れそうなので、1名対応で予約を承り、当日は相方がお迎えに上がったのでした。

自宅に行ってみると概ね情報通りで、特に問題なく出発できたそうですが、その間の会話でとんでもないことが発覚します。

相方「今日の午前中は込み合っててお迎えが午後になってしまうかもしれません

患者さん「大丈夫、午前で終わる事はないと思うから

(?)この時点で午前9時
相方「痛み止めの注射を打つだけなんですよね?

患者さん「そうだけど全身に打ってもらうから前回も昼過ぎてた

とのことで、なんと全身10箇所以上に痛み止めのブロック注射を打ちに行くのだそうです。

常軌を逸しています。

しかも、前回から全身に打っているそうですが、体中が筋肉痛のような痛みになり、その後体が動かなくなり、今日にいたるという事が発覚。

こう続けます。

あれは痛み止めの注射なんかじゃない、別の注射を打たれたんだ俺は

そんなことは無いと思いますが、そう思うのになぜ病院に足を運ぶのか。

まるでコロナワクチンを見ているようです。

何事にも限度というものがありますよ。

それに、医者も医者ですよね。

痛いのなら痛み止めの注射を打ちましょう、というのは対処療法でしかない上に、

全身が痛いなら全身に痛み止めの注射を打ちましょう、という発想がどうにも幼稚というか、アレというか。

でもここの整形外科クリニックは地元でも人気のところなんですよ。

コロナワクチンと同じで、患者達は自動的に病院に足を運ぶようにプログラミングされているのかもしれません。

ちなみに、痛み止めのブロック注射を調べてみたのですが、どうやら保険適用になるのは初診月は1ヶ月に4回まで、翌月再診月より1ヶ月に2回とまでと定められているようです。

つまり、この方の場合は2回分以上は自費で支払っているということですよね。

一体いくらになるのでしょうか。

とあるクリニックの料金表を見たところ、部位によって違うものの1割負担で500円~900円程度と書いていました。

仮に500円だとすると、1本あたり5000円ですから、この患者さんが11本なのか19本なのかは分かりませんが、仮に12本とした場合、6万円の報酬になります。
 
ここにレントゲンやら別の加算も加わるでしょうから・・・
 

儲かりまんなぁ
 

やはり私には子供同士のお医者さんごっこのようにも見えるし、認知症同士のおままごとにも見えるし、認知機能の下がった中高年をターゲットにした詐欺(弱みにつけ込んだ押し売り)のようにも見えてしまいます。

この一件からも、日本人の変態的な注射好き(刺すのも受けるのも)が伺えますよね。

お注射マンですよ。


そして話はここでは終わりません。

午後になっても一向に電話が鳴らず心配していたのですが、15時頃に一般のタクシードライバーから電話が来ました。

何やら見覚えのある光景で嫌な予感がします。

おばちゃんタクシードライバー「あの、そちら介護タクシーさん?

私「はい

〇〇さんを間違えて家まで送っちゃって。整形外科から依頼があったものだから何も知らず迎えに来ちゃったの

自宅についたら介助が必要だからって言われて、私にはどうすることもできないから手伝いに来てくれませんか?

お前、人のことなんだと思ってんだよ

という言葉を押し殺し、

先日の一件から間をあけずに、また同じような出来事が起こった怒りの気持ちも押し殺し、

仕方がないけれどとりあえずタクシーには帰ってもらって、手伝いに行ってあげましたよ。

介助だけでww

でも行ってみると、想像以上に悪化しているのです。

もう歩行すら出来なくて、ほぼ全介助。

自宅のベッドに寝かせましたがこのまま寝たきりになっちゃいそうな雰囲気です。

行きより悪化してて愕然としました。

こんな状態だから自分では電話できず、クリニックに私の事業所に電話してもらうよう頼んだのでしょう(そして間違えられた)。


そういえば、昨日投稿したコロナワクチン後遺症の患者さん方もやはり体が動かなくなる人が多かったように思います。
 
私自身もコロナワクチン後遺症で体が動かなくなる症状を何度も見てきました。

 

でもそれらの人達は皆、病院に行っても原因不明と言われ、たらい回しにされて痛み止めだけ処方されるのがオチなのです。

 

 
しかし昨日投稿した通り、本人達に自覚がないだけで、こうした事例は山のようにあるのだろうと思います。

今回の患者さんが後遺症化どうかは分かりませんが、痛み止めを全身に打ちたくなる要因は何だったのかと、勘ぐってしまいます。
 
まぁ何にしても、この方の場合は痛みを和らげようと整形外科クリニックに行ったのが運の尽きでしたね。

整形外科クリニックの多くは、注射で生計をたてているお注射マンが多いのだと思われます。

だって、たった1回ブスッとするだけで5000~10000円ですよ。
 
1秒くらいの医療行為です。

 

そして毎日毎日、患者がブスッとしてもらう為に、まるでディズニーランドのアトラクション待ちのように朝から開店前のクリニックに大勢並んでいます。

この医者は1日に何発ブスッとしているのでしょうか。

100発のお注射だけで1日50万円~100万円の売上なのだから、笑えますよね。

病院に行くのは勝手じゃない?」と思うかもしれませんが、これら医療費の9割は我々の税金ですからね。

医療は必要ですが、何事にも限度や節度というものがあり、救急車も同様ですが必要な人に手厚く提供できるのが正しい形なのは、あえて私が言うまでもありません。

今回の患者さんのケースは、先生が相手の弱みに付け込んだのか、患者から泣いて頼まれたのか知りませんが、
 
少なくともアレな日本人同士の医療は、確実に財政を不健全にしていると私は感じます。


ちなみに、どこの整形外科クリニックのホームページを見ても、ブロック注射を激押しです。

中には「保険適応が2回ですが何度打っても安全です、問題ありません」と、保険外の注射まで推しているところも見受けられます。
 
ほんまいかいな。
 
ブロック注射って、痛みのある部分の神経の近くに麻酔薬を注射して、痛みの伝わる経路をブロックするものですよ・・・。
 
全身に打っても安全と誰が言い切れるのでしょうか。
 
そしてお注射マンは、自分の体で同じことができますか?
 
ほんとアレの極みだなと、個人的には思います。


そして、想像してみて欲しいのですよ。

今回の一件でのアレ度合いを。

一般のタクシーに気づかずに乗り込む患者さんもアレだし、

この状態の人で一般のタクシーを呼ぶ整形外科の看護師もアレだし、

この状態の人を乗せて出発するタクシードライバーもアレだし(乗せる時はクリニックのスタッフ総出だったと思われる)、

医師の注射狂い具合もアレだし、判断もアレだし、

痛みを取るために打った注射で痛みが増して更に体が動かなくなったのに、また注射を打ちにいく患者もアレだし、

登場人物全員アレ

結局アレな人達が増えれば増える程、負担がこちら側にくる上に、その構図にすらアレな人は気付けないから困ります。

この世界はアレが中心になって動いていくでしょうから、明るい未来など想像しない方が身のためかもしれません。

1億総認知症の世界では、何事にも期待するだけ無駄だと思われます。

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HN:
酔生夢人
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職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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